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アロマセラピー #1


もう20年くらい前にアロマテラピー検定1級を取り、細々と楽しんできたアロマ。
2年前に長女が同じくアロマテラピー検定に合格し、一緒に楽しむようになった。
そして気が付けば、かなり我流で楽しんでおり、数々の危険を犯したり(汗)していました。
改めての学びと、そして「なるほど」と思うことがありましたので、ちょっとずつシェアしていこうと思います。

植物の代謝

植物の代謝なんて中学校とか高校の生物で学んだ気もしますが、アロマセラピーとのつながりなんて考えたこともなかった。
代謝は生体内で起こる化学反応。
一次代謝は生きるために必須の代謝で、光合成やエネルギー代謝、タンパク合成など。
二次代謝はなくても生存には影響しない産物の合成がされるもので、精油成分は、植物の二次代謝による産物なんですね~。

アレロケミカル(他感物質)

言語を持たない植物が、化学物質を介してコミュニケーションすることを、アレロパシー(他感作用)とよび、周囲の微生物、動物、植物と交流します。これらの作用物質は、アレロケミカル(他感物質)とよばれ、この物質は、根から分泌されたり、葉や花などから揮発されます。このアレロケミカルが、主な植物二次代謝物です。植物二次代謝物は、生物活性を有する者が多く、薬や健康増進物質または香料などとして利用されています。

『第2版アロマセラピー標準テキスト 基礎・実技編』P25

植物は自ら動き回ることができないので、虫を引き寄せたり、あるいは逆に遠ざけたり、細菌やカビから守ったり…様々な物質を創り出しているのですね。
アロマオイルにある様々な効能は、植物を理解するところから始まるのですね。

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