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呼吸道

清水友邦さんの呼吸道。
初めて受けたのは、2021年の秋、オンライン講座でした。
そして2022年9月に1dayの対面講座、そして今回は3days。
何度か受けたのは、もちろん自分の中に響くものがあったからなのだけれど、今回の3daysは、今までと全く違った!!

分離抑圧してきた自分自身と直面する覚悟ができた人の為のワークショップです。

呼吸道3day ワークショップ in 長野

案内文の冒頭にこう書いてありましたが、すっかり忘れておりました。
受講前に、「分離抑圧してきた自分自身と直面する覚悟ができ」ていたかは定かでありませんが、自分が自分のマインドに支配されているということを身をもって体感する3日間でした。

今回の参加目的

来年には統合医療のクリニックを開こうと思っているのですが、統合医療ではBody-Mind-Spiritを扱います。
統合医療の学びの中で、統合医療を提供している人が必ずしもBody-Mind-Spiritが統合しているわけではないことに、気持ち悪さというか、怖さというか、そんなことを感じていました。
そして、私自身が私とつながっていなければ、この仕事を長くは続けられないだろうと思っていました。
また、今までの探究の中で、人間にはそれぞれビリーフなどの無意識のプログラムがあり、私自身にもそれがあることを頭では理解していました。
だけれど、そのプログラムから完全に自由にはなっていない自分にも気づいていました。

自分自身が自分とつながって、Body-Mind-Spiritを統合するぞ!という思いの元、苦手なお泊りのワークショップに初めて参加しました。

ワークショップでの体験

1日目

友邦さんからワークの前にワークの概要や、起こりうることの説明を受けました。
で、本当に起こりうると説明されたことが、自分に起こっていくんですよね。
しびれと息苦しさで、どうにもならない身体。
そうすると、マインドはせわしなく働いて、あーでもこーでもないと思考を巡らせます。
するとますます身体は硬直し、息苦しさは増し…
金縛りになったように体は動かず、鎧の中に閉じ込められたようなそんな感覚です。
もう本当にね、マインドの嵐の中で遭難してしまうわけです。

ワークだってわかっていても、恐怖が襲ってきて、「誰か助けてー!!」って言いたくなるんだけど、口もうまく動かせない。

1日目は圧倒的な敗北感というか、自分にがっかりして終わったわけです。

2日目

ワークの前に友邦さんが言っていたことを思い出す。
思考を止めようとするのも思考。
とにかく「意思力」で呼吸に意識を向ける。

とにもかくにも呼吸をする。
その一心でワークに入ります。
しびれが出始めると、やっぱり思考がわ~っと湧いてきます。
呼吸、呼吸…
誰かが大きな声を出したりすると、また思考が…
どんどん思考が出てきます。
今まではその思考を何とかしようともぐらたたきのように頑張ってましたが、その時は「呼吸、呼吸」ととにかく呼吸に意識を向けることを続けていました。

突然、胸のあたりにずっとつかえていたような感覚が、すとんとお腹に落ちるような感じがあり、とたんに呼吸が楽になりました。
「何これ?」とまた思考が出てくるので、再び呼吸に意識を向けると、それまでは一生懸命胸を膨らませて呼吸していたのが、ただ当たり前に、普通に呼吸している!!
その後は、ピンク色の光に包まれるような、というか、蓮の花が開くように広がるような、ただ穏やかさの中にいました。

ワークを終えた後、あの苦しさは自分が作り出していたのだという圧倒的な納得感。
今までの学びを通じて頭で理解していたことが、そのとき、身体感覚を通じて腑に落ちました。

3日目

1日目、2日目と呼吸瞑想だけでなく、身体感覚を養ったり、身体を意識的に使うことも合わせてやってきたこともあり、3日目になると身体を使って呼吸するということが身体感覚をもって分かり、呼吸が心地よくなってきました。
とはいえ、思考がなくなるわけでもないのですが、それに気づく自分がいる。
自分のマインドに無自覚にコントロールされることからは、脱却できそうです。

全ワークを終えてのシェアで、ほかの参加者の分かち合いを聞くこともまた、私の中での「人間に対する希望」を大きくさせてくれました。

覚醒は体験ではない

2日目のワークで、穏やかさを少しの間体験した後、また思考は戻ってきました。
だけれどその体験を通して、覚醒は何かに至ることではなく、自己がいつもそこにあるということに気づきました。
なんか、達成感とかはなくて、そうだよねー、自己はあるし、マインドも変わらずあるよねーという納得感のようなもの。

何かに到達するDoingではなく、ただそこにあることBeingというのは、こういうことなのかと。


呼吸道にご興味持たれた方は是非、下記サイトをチェックするとともに、Facebookで「清水友邦」さんをフォローしてほしい。

音霊呼吸道のCDも出るそうです。

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