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たかが1点、されど1点

題名の言葉は、受験を経験したことのある人にとっては馴染みのあるフレーズだろう。

今回のテーマは、考え方次第で勝敗が決まるという話だ。


駿台も進研も模試の結果が出た。

英数国それぞれ、あと2点でGTZがもうひとつ上のランクに到達出来ていた。

入試では、たったの1点で合否を決めてしまうというのも有名な話だ。

私の恩師も言っていた。


『たかが1点で後悔するなよ、その1点は物凄く価値が大きい』と。


だから、模試が返ってきた時はこれを考える。

第一の壁(1番近づきやすい目標)までの道のりは、あとどれくらいなのか。

距離を理解した上でもう一度同じテストを受けたとして、どの問題でなら点数を取れたのか。


そして、恩師はこうも言っていた。


『計画,実行,検証,改善を徹底することが、目標達成への近道だ』と。


今になってこれらの言葉の重みが理解できる。



某大学の学生さん達の合格体験記を読み漁って気付いた。

揃いに揃って誰もが「計画」の文字を入れていたのだ。

しかも、このサイクルがしっかり出来ている。

2点もの差を生み出してしまったのは、間違いなく自分の計画性の無さだった。


確かに周りを見てて思う。

定期テストでも60点取れて満足してる人はそこそこの成績だが、

60点で悔しそうにしている人は大抵成績が良かった。

僅かな考え方の違いでここまで差が広がるのが、やっぱり世界は甘くないなぁと思う。


(まとめ)

僅かな2点は、他人に勝つための武器であるが、
自分が誰かに負かされる兵器にもなり得るということ。

これは成績だけの話では無いだろう。

日常の至る所で起こる競争には必ず、勝者と敗者が存在する。

どちらになるかは自分次第であり、僅差を詰めることが出来た者が勝つ仕組みになっている。

勝者になる為には「悔しい」気持ちを大切にすることだ。

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