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#山﨑すなお スピーチ 2月23日

 埼玉県川口市から、日本共産党の「山﨑すなお」(新人)さんが埼玉県議会議員に立候補を予定しています。

これまで、日本共産党の「村岡まさつぐ」県議が川口から埼玉県民の暮らしをまもるために頑張ってきた大切な議席を受け継ぎ、さらにすべての県民に寄り添った政策を実現してくれるこれ以上考えられない候補です。

まだまだ多くのみなさんには知られていないため、「山﨑すなお」候補の魅力が伝わる、2月23日の演説会を読みやすくしました。

川口市民のみなさん、川口市にお知り合いがいるみなさん。
ぜひ「山﨑すなお」候補の魅力を知ってください。

そしてみなさんに拡げてください。

 誰よりも、あなたの身近な味方になってくれることをお伝えしてお送りしたいと思います。

2023年2月23日、川口市安行にある樹里安で行われた「戸塚・安行演説会」での「山﨑すなお」さん(埼玉川口・日本共産党埼玉県政対策委員長)のスピーチをご紹介。 これまでこの国を支えてきてくれた高齢者に厳しい事をする今の日本政府は、高齢者と同様に、真ん中世代(30歳代〜50歳代)の人たちにも厳しい仕打ちをする。子育ては大変で、若い人たちの中には外国に出稼ぎに行く人もいると言われています。2人以上の子どもをと考えても、経済的に余裕がなければ叶わないこの国。本当に望むべきは「日本で安心して暮らせる」こと。そのためには、全世代に厳しい国の暴政から県民を守る「県議会議員」「市議会議員」を増やすこと、それが必要。

https://www.youtube.com/watch?v=rvyqT91rMKw


 日本本共産党県政対策委員長の山﨑です。
今日は、たくさんの方にお越しいただき本当にありがとうございます。

 皆さんが守り続けてきた、日本共産党のこの宝の議席を、4月9日投票の埼玉県議選挙でなんとしても村岡正嗣県議から引き継ぐために、引き続き奮闘してまいりますので、どうぞ大きなご支援をよろしくお願いいたします。


私たちは誰もが追い詰められている

◆くらしはもう限界

 皆さん、この30年、日本の経済はずっとひどい状態が続き、それに合わせて国民の暮らしも本当にひどい状態に追いやられてきました。
そしてこの数年は、それに輪をかけて国民いじめが続いています。

 昨年だけを見てみても高齢者の年金が引き下げられ、10月からは75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担が2倍になるなど、本当にこれまで国を支えてきた高齢者の方々に対して、「こんなひどい仕打ちをするのか?」と本当に信じられないことが続いてきました。

 しかし今年もまた、「年金をさらに0.3%を引き下げ」たり、あるいは「介護保険サービスの利用料を引き上げる」こういう動きが出てきています。

 これでは誰も、老後安心してこの国で、この地域で、生きていけなくなってしまう。こんな政治は絶対に変えていかなければなりません。

 大変なのは今、高齢者だけではありません。若者も「この国で生きていく」それが難しいと希望を感じられない。こういう人たちが増えてきています。

 最近ではテレビの番組などで、「外国に出稼ぎに行く」こういう若い人たちがたくさんいることが報じられています。

 日本では貯金ができないけれども、外国に行けば、100万円、200万円を1年間で貯金ができる。

「日本では考えられなかったようなことが実現できる。自分の夢が叶うんだ。」こうやって海外に渡っていく若者が大勢います。

 もちろん若者の夢を応援するのは大切ですが、これでは日本を支えてくれる人が誰もいなくなってしまう。こんな国になってしまうんです。

 若者が、自分が生まれたこの国でも希望が持てるようにしていくためには、「最低賃金をしっかりと引き上げていく」「大企業だけではなく、中小企業でも賃金を引き上げていく」これを絶対にやり抜かなければいけません。

 岸田自公政権はこの「賃上げやる」とは言っていますが、その具体的な方法はただただ「財界にお願いをする」。こういう手段しか提示できていません。

 日本共産党は、大企業のため込んでいる内部留保に、「5年間限定で課税をする」ことで「中小企業が賃上げができるよう」に応援に回していく。
→ これによって中小企業もしっかりと賃上げができる。
→ 労働者もお金を稼ぐことができる。
→ これによって地域の経済が循環していくんだ。
こういうことを提案しています。


◆地域の中小企業を支えよう

皆さん、この川口市は中小企業が支えてきた町です。

中小企業が活力を取り戻さない限りこの川口全体、そして埼玉の地域経済が良くなるはずがありません。

県としても、しっかりと中小企業に支援をしていくとともに、国に対してしっかりと中小企業支援をするように、これをしっかりと意見していく。こういう自治体づくりをしていかなければいけません。


◆いくら子供がほしくても・・・子育て、教育費は一体いくらかかるの?少子化の本当の原因は?

 そして今、本当に大変なのが「子育て世代」です。子育てがこの国ではできなくなってしまう。そういう不安を抱えている若者が大勢います。
 
 昨年3月まで、私は高校の教員として働いていました。教員なので当然公務員収入も、安定していると考えられていますが、実は今学校の先生たちでも夫婦で教員であっても、「二人目の子供を産むのは難しいね」こういう風に考えている人が圧倒的に多い。そのぐらい子育てにお金がかかる。あるいは時間的に物理的に難しい。こう感じている人たちが本当にたくさんいるんです。

 「合計特殊出生率」という、一生涯に一人の女性が何人子供を産むと見込まれているか。こういうことを表す数字があります。日本は今、これが「1.3人」っていうことで、「一応生涯で1人は生む」そういうふうに見込まれていますが、実は日本よりも格差社会が進んでいる半地下などで有名になった韓国ですが、韓国はすでに1を割っている。生涯女性が生む子供の人数がなんと「0.78人」「本当に高収入の人たちしか子供が産むことができない。」こんな国になってしまっているんです。

 日本で〇人目を妊娠した。そういうことがニュースになる芸能人の人たちなんかがいます。先日はサッカー選手と元女優の夫婦が、4人目を妊娠したということで話題になりました。でも、今世間を見て4人子供が産める、こういう家庭は本当にないんです。

 裕福な人しか子供が産めないこんな社会はやっぱり異常です。誰でも子供が産みたいと思ったら安心して産み、育てられる。こういう社会を作らなければいけません。 

 岸田自公政権はこれに対しても、異次元の子育て支援という言葉を使っていますが、子育てをきちんとしたこともない、向き合ったこともない、話をきちんと当事者たちから聞こうともしない、こういう政治家たちから出てくる案に希望は持てません。

 日本共産党は 子育てにしっかりとした支援を、母親任せ、家族任せにするのではなく、社会できちんと責任を持って、子供がきちんと育てられるようにしていこう。こういうことを提案しています。

 そのためにも高すぎる教育費は引き下げていかなければいけません。

今、小中学校義務教育。「義務教育はこれを無償とする」と憲法では謳われていますが、先ほど板橋市議からもあったように、本当にいろいろなお金がかかります。給食費もこの川口で子育てをするためには9年間で「40万円以上」納めなければいけないんです。

 これでは2人目、3人目はなかなか望むことはできません。

また、義務教育ではないという理由で高校からも本当にお金がかかります。

 義務教育ではないと言いながら、県内の99%の子どもたちは高校に進学しているんです。しかし入学金はかかる。授業料もかかる。制服代、定期代、教科書も無償ではなくなります。資料集などを合わせると「年間1、2万円」かかる。

 さらに今度の4月からは各家庭の負担でタブレットを購入することになっています。家にあるものは使えません。高校が指定したものをみんな買わなければいけない。4、5万円。新たな負担です。

 修学旅行も飛行機に乗っていくので、10万円近くかかるんです。これらを負担しなければいけない。子育て世代に対して国や県はまだまだ冷たい姿勢を取っていますが、高校に進学することは今、社会の要請でもあります。

 子供たちが安心して高校で学べるように、義務教育段階での教育費用を抑えていくとともに、高校での教育費も下げていく。そして、大学や専門学校での学費もしっかりと引き下げていく。これを訴えていきたいと思います。


◆川口から唯一「ジェンダー平等」を政策にこめる候補者

 そして、それぞれの家庭で安心して子育てをするためにも、女性の地位を向上させる。女性が安心して働ける社会を作っていく。「ジェンダー平等」を推し進めていくことが欠かせません。

 この川口から、「ジェンダー平等の視点」を訴えている県議候補は、たぶん(日本)共産党の私だけだと思います。

 川口市から選出されている県議は、今までほとんどが男性でした。県議会もほとんどが男性です。その中に「女性の視点」「子育て世代の視点」そして「学校現場を見てきた教育者の視点」をしっかりと反映させていくことは、とても価値のあること、私にしかできないことだと思っています。

 何としても4月に行われる県議選挙、「村岡まさつぐ」の議席を引き継いで、この新しい風を県議会に吹かせ、県政を大きく変えていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


◆コロナ禍の政治がどのように行われてきたか。これからますます患者や家族、医療機関を苦しめる政策が・・・・

 そして皆さん、「この国の政治が本当にダメ」だということは、コロナ禍の3年、多くの人が気づいたと思います。この3年間で7万人以上もの方が命を落としていますが、この中には本来は救えたはずの命がたくさんあります。

 「なんと日本の政府というのはあてにならないのか、いざという時にこんなにも命を粗末にするのか、そして科学を無視し専門家の意見を聞かずにこんなに自分たちの好き勝手に突き進んでいくのか?」そう感じた方も多いと思います。

 今度のゴールデンウィーク明けには、このコロナの分類を「2類から5類に変える」こういう方針を既に打ち立てています。しかし、治療薬3割負担であったとしても、点滴や飲み薬が数万円してしまう、家族全員がコロナにかかったら、一体どれだけの負担になってしまうのか。

 あるいは、医療機関がどれだけひっ迫してしまうのか。こういうことをきちんと考える力がないこの政権、もう放っておくわけにはいきません。

 しかも、今度は「戦争する準備」まで始める。本当に人の命を大切にしない。こんな政府にこれ以上横暴を許すわけにはいきません。

 「命と暮らしを何よりも大切にする日本共産党」を大きく伸ばし、国民は「戦争は望んでいない」「戦争よりも暮らしや福祉にきちんと予算を回してほしい」。そう思っているという民意を、今度の統一地方選挙で、なんとしても示していこうではありませんか。

[拍手]


◆本当に日本を守るために必要なものは「食糧自給率をあげる」こと

 そして皆さん、大切なのはこの日本という国で、「全ての人々が安心して暮らしていけるようにする」とする必要があります。

 この地域でもたくさんの農家の方々が、「農業だけでは暮らしていけない」こういう声が聞こえてきます。

 先日、農家の方にお話を伺いましたが、今日本では「人間が食べるお米を作るよりも家畜の餌となる資料用のお米を作る方が稼ぎになる」こういう話を聞きました。これでは、どんどん人間が食べる用の食用のお米を作る農家がなくなり、日本の食料自給率がますます下がってしまいます。

 この川口でも近郊農業を営んでいる方、野菜などを作っている方も大勢いらっしゃいますが、この農業をしっかりと応援していき、そして「食料自給率を上げていくことこそが日本を守るということ」ではないでしょうか。

 そして今、気候危機が年々深刻になっていますが、「この気候危機を食い止める」これこそが、人々の命と暮らしを守ることに直結していきます。


地方自治から政治を変える

 皆さん、今年4月の埼玉県議選挙、続く川口市議選挙で、この川口に暮らす皆さんの民意をしっかりと示し、この川口、埼玉から「国は原発回帰や農業を捨てているこういう政治を転換すべきだと」いう意思を一緒に示していこうではありませんか。

 そして、今お話しした様々な仕事、やらなければならない仕事がたくさんある。やりがいも感じているところですが、残念ながらこれらの仕事は、「議席を取らなければできない仕事」です。

 今私は、皆さんにあちこち連れて行ってもらって支持者の方々に挨拶を行ったりしていますが、残念ながらまだ、「山﨑すなお」の名前を知らない支持者の、いつも日本共産党支持してくださっている方でも、「あれ?どこかで見た顔だね?」こういう反応が返ってきます。

 まだポスターをじっくり見ていなかったり、あるいは「ポスターとちょっと写りが違うね」って言われることもあるんですが、まだ「山﨑すなお」きちんと認識している方というのは本当に川口全体の一握りなんです。

 いつも皆さんには大きなご支援をいただき、本当に「山﨑すなお」を広めるために、あちこちで頑張っていただいているのは、重々承知ではありますが、あと2回り3回り大きく広げていただけなければ、この宝の共産党の議席、川口で失ってしまうかもしれません。

しかし、絶対にそんな風にしてはいけない。

 そのためにもどうか皆さん3月31日に、告示が迫っていますが、それまでにぜひ、あと2回り3回りご近所の方職場の方あるいはご親戚など、あちこちつながりのある方々に「日本共産党の山﨑すなお」他の県議候補にはできない(ような)いろんなことを一生懸命頑張る。「住民の願いを叶える仕事をしてくれるのは山﨑すなおだけ」ぜひこういうことをお伝えしていただきたいと思います。

 県議選、何としても勝利を。そして続く川口市議選挙で、この地域からは皆さんの願いをしっかりと市政に届け続けたこの20年頑張り続けた「板橋ひろみ市議」を当選させ、一緒にタッグを組んで、皆さんの暮らしのため、命を守るために頑張っていきたいと思いますので、どうぞ大きなご支援をよろしくお願いいたします。

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