【働きがい創造企業に学生がインタビュー#02】障害者雇用が社員の主体性を促進@摂津金属工業所様
こんにちは!学生インタビュアーの片岸です。企業調査インタビュー二回目は大阪府東大阪市にある株式会社摂津金属工業所様に訪問いたしました。
摂津金属工業所様は店舗用の陳列金物、スチール製家具を製造されているほか、これらのノウハウを生かして、自社オリジナル製品の開発も行っている会社です。
■人として正しいか正しくないか
今回インタビューを受けていただいたのは代表取締役の田中啓司様です。
田中様は仕事をする上で最も大切にしていることは「人として正しいか正しくないか」です。
仕事などで物事を判断する基準として、この考えを一番重視しているとおっしゃっていました。
■自分たちができること
摂津金属工業所様は2020年頃に障害者雇用をスタート。現在1名の障害者の方が働かれています。
障害者の方たちは製品の梱包や検品、組み立て作業などをしています。
障害者雇用を始めたきっかけは田中様のご子息が障害を持っておられ、
そのご子息を授かったことが大きいそうです。
ご子息を授かったことを何か意味があることだと捉えて、会社として障害者雇用をすることによって、社会に貢献するという意義があると感じて始められました。
■主体的に動いてくれた
障害者雇用をしてよかったことがあるそうです。
それは社員の方が健常者と障害者のお互いが働きやすいように、主体的に考えて動いてくれたことです。
具体的には…
●障害者の方が働きやすいようにマニュアルの作成
●当番制で障害者の方の日報にアドバイスを加えること
これらの取り組みをした結果、社員の方が以前よりも主体的に動いてくれるようになったとのことです。
また、障害者の方にマニュアルを作成したことが新人さんやアルバイトの方にとっても役に立ち、誰もが働きやすい空間を実現しつつあります。
■障害者雇用の今後の展望
田中様にこれからの展望をお聞きしたところ
「現場の方と話し合いながら、一人でも多く雇用出来るようにチャレンジしていきたい」
と、おっしゃっていました。
■学生インタビュアー片岸の感想
摂津金属工業所様は社員の皆様が主体的に動いて、健常者も障害者も働きやすいような空間を作っていました。
社員の皆様が自ら進んでこのような取り組みを行うのは素晴らしいと思います。
摂津金属工業所様のように、社員の皆様がお互いのことを想って仕事が出来る職場がより増えてほしいです。
|会社概要
株式会社摂津金属工業所
本社住所:〒578-0901 大阪府東大阪市加納4-14-12
HP
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