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日本3大悪口の謎:チビ デブ ハゲの語源を追え!

つぶやきとダイエット以外では久しぶりの投稿、ジョブズです。
つぶやきはどうしてもネガティブな話や皮肉強めな言い方をしてしまいがちなので、少しでもポジティブな事を書こうと思っての更新でございます笑

今月は石川県で大規模な地震が乱発していましたね。何事もなくというのは難しい規模ということはニュースで見ているため、せめて被害が最小限になるように消防、警察の方々には尽力していただきたいと思います。僕も現地に行って何かできればいいのですが、無職のオッサンが現地に行っても邪魔になるだけな上、収入だけで言えば被災者よりも不安定ですので、今は自分の足場を固めようと思います笑

自分に近しい所では、日曜が母の日という事で、我が家では僕がスパイスからカレーを作る事になりました。
昔、僕がカレーづくりにハマっていたことと、母がカレー好きなのが合わさったプレゼントです。
ちなみに、我が家では祝い事を家族で行う機会を必ず設けるので、それが当たり前だと思っていたのですが、就労移行支援事業所に通っていると「そもそも家族で食事したこともない」みたいな人もいまして……
家族の形は千差万別なんだと感じます。

さて、そろそろ今回の投稿テーマに行きましょう。
今回は「チビ デブ ハゲの語源は?」です。

日常は疑問で溢れている:なんでやろうと思ったの?

衆目という監視の目をつけてダイエット企画をやろうと思うくらい、僕はデブです。ちなみに数値等に関しては以下で毎週更新してます。

これを更新している時に、「そういやデブって、元々何を表してるんだ?」と思ったのがきっかけです。
そして僕の性格上、こうなってしまうともう止まらない。
「太っている人間を指す単語としてこれ以上ないくらい表し倒してる表現だけど、そもそも最初にそう呼ばれたのは誰で、いつからその表現が始まった?」
「元が若者言葉なんだとしたら、最初に考えたやつ天才じゃね?」
「そういやチビもデブもハゲも全部二文字だけど、そういう言葉が流行った時期があったのか?」
「橋本環奈は銀魂で神楽やってた頃くらいムチムチの方が好み」
と、どんどん疑問が湧いてきてしまいました。
というわけで、「せっかくならnoteのネタに使おう!」と思った次第でございます。

無くて七癖、眼鏡と思って色眼鏡:調査前の仮説

ここで「調べたらこうでした。参考になりましたか?」では、情報量が紙の厚みほどしかないアフィリエイトブログと何ら変わりません苦笑。
「noteは自分の考えを人に話す場所」という事で、調べる前に立てていた僕の仮説を書いてみます。

『デブ』

  • デブという言葉を表す単語で、近いものや略語になっているもの(例えば「キモい」は気持ち悪いの略語だし、「ラグい」は英語のlagが語源)は思いつかない。

  • という事は、そもそも語源が無く、副詞が名詞になった(ズルズルとか、ヌルヌルみたいなやつ)ものではないか。オノマトペの類ではないことは確か(デブデブって単語はない)

  • 出来たのは結構最近?ピンポイントだと明治あたり。関係のあるジジババ世代がデブという言葉を使っていた記憶が無いので、下手すりゃ昭和か?

『チビ』

  • 「チビチビ」という副詞がある。これの意味が「ちょっとずつ」なので、ここから転じて「チビ=少し=小さい」という風に意味が変わっていったのではないか。

  • できたのは第二次世界大戦後?「はだしのゲン」で日本酒を飲んでいる人のオノマトペが「ガブガブ」だったため、結構最近できた気がする。

  • 小さい子や小動物をおチビちゃんとか呼ぶので、そもそも悪口ではなかった?

『ハゲ』

  • 漢字があるくらいだから、3つの中では年長?

  • 純文学とか読んでると「禿げ上がった」などの形容詞があるため、「禿」の言葉の意味が変わったという事もなさそう。

  • ただ、「禿」という役職があったような記憶もあるため、それとの関係があるかも。ハゲた人しか携われない仕事だった?

以上になります。
もし「自分も考察してから読みたい!」っていう人は、ここまででいったん止めて、各自考察してみてください笑

インターネットへドボン:調査と結果発表

というわけで、検索してみました。
机の上でカタカタやってるだけで情報が手に入るんだから、本当にインターネットって便利ですよね。
こんなに簡単に情報に触れられると、本の優位性って何だろう?って思ってしまいます。
「デブ 語源」「チビ 語源」「ハゲ 語源」とそれぞれ調べてみたところ、出るわ出るわサイトの山。やっぱりみんな一度は気になるもんなんですねぇ。

では、結果発表です。

【デブ】

デブはどうも、複数の語源があり、一つに定めることはできていないみたいです。色々書かれている内容によると…

  • 「でぶでぶ」という江戸時代に生まれた言葉があり、それが「デブ」となった

  • 江戸時代には太った人を表す「でっぷり」という言葉があり、「デブ」として定着した

  • 英語の「二重顎(Double chin)」が「デブチン」になり、「デブ」だけ残った

  • デブという言葉が使われだしたのは明治時代以降

ここら辺が通説らしいです。
「最近使われだした若者言葉」「オノマトペが語源ではない」という僕の予想は、ものの見事に全部外れましたね笑
尚、俗説でdeath and burst(死と爆発)なんてものもありましたが、さすがに元の意味合いから外れすぎている事、略し方は日本語なのに元の単語は英語であること等、どうも疑問が残る為、俗説の域を出ないものだと思います。

【チビ】

続きましてチビです。
これは結構ハッキリしてましたね。

  • 禿(ち)びるという言葉が昔からあり、それが単語になった

  • 意味は「小さくなっていくもの」「すり減っていくもの」

今では蔑称としての意味合いの強い言葉ですが、そもそもは鉛筆や下駄等、すり減るものに使われる言葉だったんですね。
そして、「禿」という言葉に「チビ」「ハゲ」双方の意味合いがあることもわかりました。
よく見る癖に妙に馴染みのない下部分も含めて、なんだか好きになれない漢字です笑

【ハゲ】

最後はハゲですね。
ハゲも由来はハッキリしていました。

  • 禿は元々「かむろ」と呼ばれる、幼子のおかっぱ頭を指す言葉だった(これは平安時代)。

  • その後、遊郭の遊女見習いの女の子を指すようになる(これが江戸時代)

  • そのうち「禿頭(とくとう)」「禿顱(とくろ)」という言葉で、お坊さんを罵る言葉として使われるようになる。

  • お坊さんが禿頭(正確には剃髪して、煩悩を祓うものなんですが)なので、ハゲが蔑称として使われるようになる

ということで、ハゲは江戸時代くらいから意味合いが変わった、昔からある言葉でした。
「意味の変わらない言葉」「役職に掛けた言葉」という予想はまる外れですね笑

以上で、今回の更新は終了です。
今後も、何か気になる事があればちょいちょいこんな感じで書いていこうと思います。まあ、インターネットでちょちょいと調べただけのことなのであまり大げさに更新した!とか調べた!とかいうのも恥ずかしいものなのですがw

……ここでまた一つ思案事項ができましたね。
「どうしても体験することのできない知識について、本で得ることとインターネットで調べることの違いは何か」
「インターネットで手軽に知識を得ることは、現代において悪とされることなのか」
これはどっちかというと調査というより、自分の中での線引きの問題ですね笑
そのうち、結論が出たら書こうかな。

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