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【3月2日】おすすめ教育ニュースまとめ

 今週の配信記事の中から、気になる「おすすめ教育ニュース」をピックアプしてお届け!みなさんの記事に対する意見は、ぜひnoteのコメントにお願いします🙇

【コメント】
 発達障害など見えない困難を抱える方々が、自分の特性を深く理解し、必要な支援を求められる力や、自らの力で自分を支援するスキルを身につけられるアプリ『Focus on』。僕もクラウドファンディングを応援しましたが、このアプリが実装されることで、『発達障害』を抱えて、困っている人々への理解が進んでいくことを願っています。学校現場など幅広い現場で子どもたちがこのアプリに触れて、自分を理解し、周りに伝えていけるといいですね。「人は人の見ている世界、感じている世界を理解することで思いやりの気持ちをもつことができる」


【コメント】
 常に新しい取り組みで教育業界に新しい風を吹き込んでいる「青楓館高等学院」。現在は通信制高校と提携する「サポート校」という位置づけですが、将来的には自ら学校法人を設立し、正式な「高校」として展開していく構想もあるようです。この募集の面白いところは「教員免許は不問」というところ。これからの学校の在り方の一つとして、学校運営は教員養成とは異なった資質が求められることが増えていくと思われます。だからこそ、学校運営に携わる人の幅を広げていくことが大切ですね。


【コメント】
 フィンランドの場合、「社会モデル」に基づいてインクルーシブ教育が進められています。社会モデルとは、障害(身体的な機能障害の意味の障害に限らず、社会参加するうえでの障壁)は、個人の問題ではなく、その個人に障害を負わせている社会あるいは環境の問題だとする考え方です。教育の現場は、「医学モデル」の視点で捉えがちです。しかし、医学モデルの視点から社会モデルへの転換が今後教育現場には求められていくと思われます。特定の子ども達ではなく、すべての子どもたちにとって安心した学びが保障される教育へ。

【コメント】
 日本の学校では、統一の制服から多様性を尊重する形で、制服の多様化および自由化が起こってきています。それとは、逆の方針をとるフランスの公立学校。ロベール・メナール市長は、いじめ防止の助けとなると説明しているとのこと。貧富の差など家庭の格差が表面的には見えにくい構造になるのかもしれませんが、表面的な解決でどこまでいじめなどの学校現場の課題が解決されるのか。「これをすれば解決する」「これをすると失敗する」と断定できるものはないですが、このフランスの取り組みがどのような結果になるのか、動向を追っていきたいですね。


【コメント】
 幼児教育の分野にも「生成AI」が進出してきていますね。「こどもちゃれんじ」の長きにわたる知見があるからこそ、生成AIはその可能性を十分に発揮できるのだと思われます。この「AIしまじろう」が幼児教育にどのような影響を及ぼすのか、とても興味が湧いてきますね。この記事には、「子どもたちの語彙を増やす」という効果が見込まれるという記載がありますが、どのくらい効果があるのか、ぜひいろんな現場で検証していただきたいですね。

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キュレーター:小林大和

 東京学芸大学を卒業後、公立小学校で勤務した後、児童発達支援(児童福祉)に転職。未就学の発達特性での困り感がある子どもたちに対して直接支援を行いながら、行政の委託事業で1歳半検診で気になる子どもたちのアセスメントをする事業にも携わる。

 ICF認定スクール「THE COACH Academy」でコーチングを学び、ライフコーチとして教員や児童福祉の業界の方、子育て中の方、大学生など幅広く伴走している。社会起業家向けコーチングサービス「Social coaching」にも参加し、社会起業家に向けたコーチングも行っている。

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