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【100時間の俳優修行】第4回演劇無料塾 参加者募集!!!

100時間の無料指導を提供する『演劇無料塾』の第4回を開催致します!!!

↓第3回参加者感想集↓

今回の活動資金は、前回と同様クラウドファンディングで集めます。


第4回『演劇無料塾』概要

目的

プロの俳優を志す若い人達(29歳以下)に、無料で100時間の俳優指導を行い、自由で自立した俳優を育てる。

講師の忍翔とは?

なぜ無料なのか?

成長することへの言い訳をなくすためです。
これまでたくさんの若手俳優達に出会ってきましたが、皆口を揃えて言う言葉が「お金がない」です。
これは多くの俳優が抱える、いわゆる定番な悩みでもあると思うのですが、若い世代にとって深刻なのは、それによって学ぶ機会を失ってしまっているということです。
幸いにも金銭面に余裕があった僕は、20代のうちに日本はもちろん、世界を回って、様々な舞台を経験し、優秀な指導者達から指導を受け、貴重な体験をたくさんさせてもらいました。
そしてその経験が、今の自分のパフォーマンスや指導に、存分に生かされていることも自負しています。
このように、20代までの経験がかけがえのないものだということを身に染みて知っているからこそ、お金を理由に学べない人達に、その機会を惜しみなく与えたいと思ったのです。

なぜ自由と自立を目指すのか?

これまで当企画を何度か行ってきて、段々と自分が理想とする俳優像が明確になってきました。
そんな自分が今大事にしているのは「自由」と「自立」です。
自由とは恐れがないことです。そしてその恐れは、自分の頭の中にある批判者から生み出されます。常に頭の中で「うまくやらなきゃ」「正しくやらなきゃ」といった言葉が繰り返されることで、心身が固まり、パフォーマンスの邪魔をするのです。そして特に日本の俳優教育システム(一般教育もそうだが)がそれを助長しているのです。
日本では「あなたは不十分である」からスタートし、足りない技術をどんどん身につけていく足し算の教育をします。それによって俳優は常に自分を否定し、批判するようになってしまうのです。それに対して欧米では「あなたは十分である」からスタートし、それを阻害している不安や緊張を取り除いていきます。恐れが俳優のパフォーマンスの妨げになることを理解しているからです。
そしてこの教育による弊害は、俳優の在り方にも影響しています。日本では演出家や指導者との間にヒエラルキーがあり、俳優は彼ら彼女らの指示に従います。もちろん最終決定権は彼ら彼女らにあるのですが、そのせいで多くの俳優は受動的で指示待ちになり、創作への参加度が薄まってしまいます。これが現在までの俳優の地位の低さにも繋がっていると思います。
この演劇無料塾では、恐れをなくすこと、それによって創造的になることを目指します。どんな作品にでも自発的かつ積極的に参加し、アイデアを出し、自ら遊び心をもって実戦することが出来る。そんな俳優になることを目指します。

なぜ稽古日程を予め決めないのか?

稽古日程は、参加が確定した人達で話し合って決めます。
これは「お金がない」という悩みの次にくるのが「時間がない」だからです。
都合の合う時間がないから、学びたくても学べないという人のために、「後で皆で決める」という手段で、その悩みを取り除きました。

100時間とは?

この無料塾で費やす総時間です。
参加者が確定したら、稽古日程を決め、100時間という時間を振り分けていきます。1日4時間の稽古だとしたら計25回。週2-3で進めたら約3ヶ月です。よっぽどの事情がない限り、100時間ぴったりを使い切り、終了します。

僕が大切にしていることは?

僕が演劇無料塾をやる上で、大切にしていることは2つです。

1つは、プロアマ関係なく、良い俳優を育てること。
現在イタリアで活動中の演出家・井田邦明さんがこんなことを言っていました。
俳優にプロアマはない。だが良い悪いはある。
実際、俗に言う「売れている俳優」の中にも悪い俳優はいるし、サラリーマンをやりながら演劇をやっている人の中にも良い俳優はいます。
ここでは、より売れるためではなく、より良くなるための稽古と指導を行っていきます。

もう1つは、世界一ではなく、最高の自分になること。
100人俳優がいれば、100人の良さがあります。特に多様性が重要視されるようになってきた現代において、自分の良さを生かしていくことは大切です。
ここでは、メンバーそれぞれが、自分の良さを発見し、最大限に活かすことが出来るための稽古と指導を行っていきます。

どんなことを教えるのか?

以下が100時間の大枠の流れです。

Term1. 自由な在り方
どんな役を演じようとも、舞台上に立つのはあなたです。ここでは舞台上の恐れをなくし、ありのままのあなたで立つことを目指します。主にクラウニングを通して、愛されるあなたを発見し、心身ともにオープンになっていきます。また哲学対話などを通して、演劇や俳優に対する考えを話し合い、自分自身と仲間への理解を深めていき、安全で安心できる稽古場、関係性を築いていきます。

Term2. イマココを生きる
舞台上で恐れを感じると、頭の中に入ってしまい、イマココからいなくなってしまいます。イマココで生きるための一番良い方法は「外に意識を向ける」ことです。演技の場合だと、特に相手が一番のターゲットになります。世界的演技指導者であるスコット・ウィリアムズの提唱するマイズナーテクニックを用いて、相手と繋がり、イマココを生きる演技を目指します。

Term3. 俳優の身体
演劇は芸術の一種ですが、俳優の身体はスポーツ選手のそれに近いと思います。常に外に対して開かれ、イマココを生き、一瞬一瞬に反応出来る身体を持っています。舞台に上がったら、相手に意識を向け、全てをその瞬間に委ねますが、基礎としての身体が伴うことでよりその精度と質が高まります。ラバンエフォート、マイケル・チェーホフテクニック、シアターマスクなど、俳優向けの身体訓練を通して、理想的な身体を作っていきます。

Term4. 演劇=遊び
僕の師匠であるイギリスの演出家のマイク・アルフレッズは、本番の動きを一切決めず、その時に生まれた俳優の衝動に任せています。彼の著書のタイトルは「Different Every Night」つまり「毎公演異なる」です。そのために緻密な稽古と役作りをし、毎回毎回違う公演を行うのはまるでスポーツのようなエキサイトがあります。演劇は「Play」であり、遊びでもあります。今日はどんなものが生まれるかというワクワクをもっていつも演技が出来たら、どんなに楽しいでしょう。最後には彼の提唱する方法をもって、脚本芝居を実践します。

以上4段階の流れを汲み、最終的には発表会を行う予定です。

募集要項

■開催日程
2024年9月〜2024年12月
※参加者が確定したら、メンバー全員で稽古日を決め、100時間を振り分けていきます。基本的には決まった曜日時間帯で行いますが、柔軟に対応します。

■稽古場
都内施設(新宿区、豊島区、杉並区、練馬区周辺)

■参加費
無料
※会場までの交通費、稽古で必要となる戯曲、衣装、小道具などがある場合は自己負担となります。

■定員
8〜10名
※以下に記載するオーディションワークショップにて選考します。

■対象
①「最高の自分になること」「良い俳優になること」を目指す29歳以下の心身健康な方
②当企画のクラウドファンディング支援者
※演劇経験は問いません。これから勉強する方でも既に舞台で活躍されている方でも同等に扱い、それぞれの魅力を輝かせ、確かな技術を与えます。

■参加者への注意事項
・基本的に確定した日程には、最低でも8割は参加してください。病むを得ない事情によって欠席もしくは遅刻される場合は事前連絡を必ずしてください。無断欠席や遅刻が続く場合は、退塾させる場合がありますので、ご了承ください。
・言動や行動によって、他の参加者への安全安心が確保出来ないと判断した場合も、退塾の対象となります。お互いに愛と敬意を持って接してください。
・クラウドファンディングのリターンにあるビデオメッセージと稽古記録にご協力いただきます。

オーディションWS

本企画への参加を希望される方は、以下のいずれかの日程にご参加ください。参加できるのは一度きりです。

■日程
2024年8月8日(木)、9日(金)、10日(土)、11日(日)
いずれも13:30-16:30

■場所
高円寺K'sスタジオ本館
※東高円寺駅から徒歩5分

■参加費
参加費はかかりませんが、当企画のクラウドファンディングに予めご支援ください。支援するリターンはどれでも構いません。尚、支援額の違いは選考に影響しません。

■定員
各14名。先着順ですのでお早めにご予約ください。

■参加申し込み

※選考結果は8月14日(水)までに全員に通達します。

ハラスメント防止ポリシー

稽古が安全で健全に進行されるよう、以下のことを大切に進行します。
・全ての参加者が、心理的安全性を感じられるような場作りをします。
・参加者全員に対して、敬意と尊敬を持ち、対等な立場でコミュニケーショを取ります。
・指導の上で身体的な接触が必要な場合は、当人の了承を取り、社会通念上適切な箇所にのみ行います。
・エクササイズについて、常にフィードバックや感想を聞くなど、全体での意見交換の場を作り、どの参加者も発言の機会が得られるようにします。
・参加者の中に、ヘイトスピーチや暴力等の不適切な言動や行動をする方が出た場合には、すぐさまその方の参加をお断りします。
・全てのエクササイズは、参加者個人の性別・ジェンダー・年齢・体力等に配慮して進行します。
・参加者の方から、進行に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。

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