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Theatre LABO「俳優が自由になるために」

このLABOでは、マイク・アルフレッズというイギリスの演出家の思想をベースとした創作プロセスが、実際に戯曲を演じた時にどのように機能するのかを実験します。
僕が彼に惚れ込んだ理由は、彼は演出をしない演出だということです。
彼は「こう動いて」「こう喋って」といった外面的な指示に俳優を従わせることを嫌い、むしろ創作過程の中で俳優自身がキャラクターの内面と身体を獲得していくことを重要視します。
その方法はスタニスラフスキーのシステムに基づき、身体的で行動的(心理的で内面的ではない)であり、俳優にキャラクターとして生きるための一貫した線と、瞬間瞬間で即興的に選択していく自由さを同時に与えるようなもの(いわゆる「統制された即興」)のように思えました。
僕は幸いにも、彼が創作プロセスで扱っている道具(アクション動詞、ラバンエフォート、アニマルエクササイズなど)への体験と実践の経験があります。ただ、それらを一つの創作プロセスとして繋げ、戯曲のシーンを立ち上げるという経験はまだありません。しかし、それを実践していくことには大いに興味がありますし、そのプロセスが生み出す結果もこの目で見てみたいと思っています。
なので今回はいつものWorkshopではなくLABOという実験の場として、共に探求していける仲間を探したいです。
もし興味を持たれた方は、お気軽にご連絡ください!一緒に実験と創作の旅を楽しみましょう!

※参考文献「Different Every Night ~Freeing the Actor~」Mike Alfreds

■日程
2月18日〜3月25日
毎週木曜 10:00〜13:00 全6回
※基本全回参加して頂きたいですが、難しい場合はご相談ください。
■場所
i Rego Garage[荻窪駅南口から徒歩1分]
■料金
一般 15000円
※単発での見学可能。1回1000円(ひとにぎりの方は無料)で受け付けます。
■定員
8名
※応募者が定員を上回った場合は、男女バランスと経歴を考慮した上での選考となります。
■対象
舞台での演技経験がある人
■題材
「かもめ」アントン・チェーホフ
■申込
playerosho@gmail.com宛に
件名に「シアターラボ参加希望」もしくは「シアターラボ見学希望」
本文に「名前」「年齢」「簡単なプロフィール」を明記して送って下さい。
※締切は1月31日の24時です。

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