古い日記 〜はずかしいってなんだろ？〜（うららスタッフ日誌）
気分はまだ2月で、今日は2/31だと思いたいのですが、なんともう3月も3日目。桃の節句とは・・・。2月下旬の短さに愕然しているうちに今週もあっという間に終わろうとしています。
花粉も飛びすぎるし気温差も激しかった一週間、本当にお疲れ様です！
明日も某所でプレイバック・シアターのワークショップがあるのですが、ひとまず今日は金曜日ということで、今週のできごとをピックアップ投稿します。
今週の月曜日の夜は、岩橋ゆりさんと企画したオンラインWS『ゆりうララ』の2回目でした。
1回目のタイトルは、若かりし頃の写真を持ち寄って見せ合う「わたし写真大会！」
2回目今回は、過去に書いた恥ずかしい日記／投稿を読む会 でした。
これも非常に面白かったです。
参加者のみなさんがzoomに入ってくるときの様子が、いつもとなにか違う。
居心地が悪そうというか、ソワソワと緊張しているというか、なぜか気乗りしていないテイで入ってくる。今回は顔見知りの方ばかりだったのに「こんなテンションの低いチェックインも珍しい」と言うぐらい気もそぞろな感じで、そこから可笑しかったです。
まず誰が一番最初に自分の過去作を披露するか……。実は、その駆け引きがチェックインの時からはじまっていたように思いますね。ゆりさんと私も含め、全員平等になにかしら発表するという暗黙の了解ができていたので。
最初に口火を切ったのはHさん。
中高時代の日記が出てきたけど、これを読んでもおもしろくないだろうと思われたらしく、なんとご自分の日記ではなく、高校時代にお付き合いしていた男子が引越すときにくれたという恋の詩を披露してくださいました。一番星をHさんに喩えているであろう内容のポエム。
切なくてめっちゃエモい〜💕と沸き立つ私たちに対して
「わたし、こういうロマンチックなのがダメで。」
と、もらった当本人のHさん！
気持ちいいくらいバッサリ斬り捨てていて、驚きと笑いでアゴが外れるかと思いました。その御仁が、日本のどこかで素敵な人と巡り合って今、幸せな人生を送られていることを切に願います…
続いて、ゆりさんが小学1年生のときに書いた作文、中学時代の小説を朗読。（この抜粋は、下記から読めます）
ゆりさんは「まさに思春期で自我がパンパンな頃の文章って感じで、めちゃくちゃ恥ずかしい」と言うのですが、聞いていた参加者一同、まったく恥ずかしいと思わず、むしろ、よく中２でこんな臨場感溢れる描写が書けるなぁと感心していました。
続いてのUさんが、これまた凄かった！
過去の日記やブログなどは全部捨ててしまって何も手元に残っていないけれど、唯一、記憶の中だけに長年しまってあった「16歳のときに作詞作曲したフォークソング」を本邦初披露、しかもギターの弾き語りで聴かせてくれたのです。
3~40年前に作った誰にも聴かせたことのない頭のなかにある歌を、時を経て、こんなキッカケで他人に披露できる記憶力と、それを人類史上初めて聴かせてもらえる特別感！これはかなり貴重なシーンに立ち会わせてもらえました。それに曲も良いメロディーでキャッチーだったんですよ〜♪ 1回しか聴いてないけど、私、たぶん歌える 笑
Uさんも、ゆりさん同様「これほんとに大丈夫？？」と何度も気にされていて、めっちゃ恥ずかしがっていました。オンラインなので、扉を隔てた向こう側に家族がいらっしゃったらしく（！）そのせいもあって小声で歌っているのを画面越しでコソコソ鑑賞するのをおもしろかったです。
披露するほうは、めちゃくちゃ恥ずかしいのに、聞いているほうはまったく恥ずかしくないどころか、むしろ好意的でもっともっと聞きたいと思う。。。
この表現する側の ”恥ずかしい”というのは、なんなんだろう？
他人の目に触れることがないと思って書いていたものだから？
批判や評価される恐れがあるのがこわいとか…？
過去の自分とはもう距離があって、今の想いや考えとは違って 青臭い と感じるから…？？
全員の発表が終わったあとのふりかえりは、読んだものの内容より、その”恥ずかしい”という感情についてのことに話が及び、笑えるくだらない遊びをやった結果、なかなか深い問いに行きついた楽しく面白い夜になりました。
おしまい！！
え？何です？ ワタシが何を披露したか書いてないって？？
ワタシは、タイトル写真の祖父母に宛てたお手紙を読みました。以上！
と言いたいところですが、、、
前回に引き続き、またパンドラの箱を開けてしまったんですよね。でも今回はケタ違いに恥ずかしいやつで。
大学4年の就活シーズン〜俳優養成所で演技の勉強をしていた日々の記録ノート！
今のような、あけすけなワタシ になる以前の私の自己啓発ノートで。いろいろな想いや悩みを書くことで整理して消化していたのを自分でもすっかり忘れていたので、もうこれは若気の至りで恥ずかしいとかいうレベルではなく。
目眩がしてくる代物です。
ですので、ここで披露するのは控えさせていただきます！
で、案の定、他の皆さん同様ワタシはめちゃくちゃ恥ずかしいと思っているのですが、ゆりさんがその文章をえらく気に入っているという構図になり。（なんでなんだろう）
「どこかに公開したほうがいいよ。絶対なにかに書いた方がいいよ！読みたい人いるよ！」と熱烈に何度もプッシュして来られるので、（ワタシの本意とは裏腹ですが）そのうちnote に載せますねと、かよわく宣言した金曜日の午後でした。
どうなることやら。
来週は、そろそろ研究所の会報紙 ぽむ新聞 の原稿に取り掛からなければ〜
皆さま、日記を付けたくなるような素敵な週末をお過ごしください！
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