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伊太祁曽神社へ(ウララスタッフ日誌in和歌山)

前回の日誌 ↓

3月19日(日)9:30
宿泊していた和歌山駅すぐ近くのホテルに、ゆりさんが車で迎えに来てくれました。そこから30分弱くらいで伊太祈曽(いたきそ)へ到着。のどかな住宅街に大きな鳥居がありました。

伊太祈曽神社

私のにわか知識ですが、
伊太祈曽神社の歴史は古く、西暦713年にはこの地にご鎮座されたようです。『日本書紀』に登場する木の神様「五十猛命(イタケルノミコト)」が御祭神です。


そして、ここの境内がなんとも清々しいこと。

歴史より古い神話の気配を感じるというか…静謐な美しさがそこにあります。

竹由庵再生プロジェクト合宿の成功を祈願するゆりさんと羽地さん



チェーンソーカービングで創られた十二支や、御神木をくぐって厄難避けをする「木の俣くぐり」もあり、もちろんくぐりました。



私が個人的に感激したのは、蛭子(ひるこ)神社があったこと!!

つい先日アプライドドラマ研究会の最終回で扱った作品が、たまたま『古事記』の「イザナギ イザナミ」で、ふたりの最初の子であったヒルコのことがとても印象に残っていたからです。まさかこんな形で和歌山で出会えるとは思いもしなかったので、鳥肌が立ちそうでした。

蛭子神社と、なでると首から上の病が治るといわれるお猿石


神社の他にも、境内の奥のほうに「いのちの水」と呼ばれる湧水もあり、そこのお水は参拝者が汲んで帰ることができるので、水筒などがあると便利です。私の味覚では、お水がとてもまろやかに感じました。

そのあと、境内のなかにある「木もれび」という喫茶店で小休憩。
お天気もよかったので外のベンチで珈琲をいただきました。こちらの珈琲は、境内の湧水で淹れられているそうです。お茶請けの牛蒡の入ったプチケーキもおいしかった〜

羽地さんの珈琲にだけ ”天然のマドラー”が入る奇跡!


(やばい。この調子で書いていたら竹由庵に辿り着けそうにない!!紹介したいことや写真がいっぱいありすぎる…うぅぅ。いずれ写真はInstagramにでもアップしよう。そしてこの記事は、伊太祁曽神社参拝だけで終えることにしよう…)

ようやく竹由庵に移動するかとおもいきや、
境内の鳥居の向かい側に「ときわ山」という古墳があったので、せっかくなので上りました。
こんもりした山をのぼって下りてきたところに古墳があったので、円墳だと思われます。

”岩橋”型横穴式石室。和歌山に岩橋さんは多いそうです


伊太祁曽神社は、とにかく心地がよく何時間でもここで過ごせてしまいそうなパワースポットなので、合宿で前泊などして早めに伊太祈曽に来られるひとは、集合前にゆっくりと一周してみるのもオススメです。


このあと、ようやくゆりさんの曽祖父さんのお家「竹由庵」へ行き、
大掃除が始まります!
(次回へつづく)


2023年5月3日〜5日 in 和歌山市伊太祁曽
和歌山の古民家と竹林再生ワークショップ 「場づくり はじめの一歩」
参加者募集スタート!

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