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自己肯定と行動の関係

 「自己肯定」って、うつ病だけではなくEDや射精障害にも重要な要素だと思っています。「勃たない」「出ない」を否定的に捉えていてもブレイクスルーなんて起こりやしません。うつ病でも「なんでうつ病なんかに」「自分が弱いから駄目なんだ」と思っていては寛解どころか、回復期を不安定に過ごすことしか出来ないんじゃないでしょうか?

うつ病と自己肯定

 私はリアルライフでも「私、うつ病なので」を枕詞に挨拶や自己紹介をしています。別に卑下するつもりも気を使ってほしい訳でもありません。ただ、うつならでは、どうしてもドジすることがあるので、少しでも予め理解しておいて貰ったほうが、後々円滑に関係性が築けると思っているからです。
 そして、それ自体が私にとっては自己肯定だったりもします。「うつ病」に限らず精神疾患はどうしてもネガティブに捉えられてしまいます。今でも「気の持ちよう」「考え方」「人としての弱さ」と言われることが少なからずあります(弁えている方からは聴いたことが有りませんけどね😁)。でも、そう聴いても「あなたよりヒトを考えて生きてきた証だから。私のうつは」と自分を奮い立たせる事ができます。それだけ、うつになった自分は自分の生きてきた証だと思っているからです。
 そして、もう一つは「起きたことにクヨクヨしない」と言う気持ちでも居られる強みが出来たと思ってもいます。昔なら失敗すれば、その原因を探り、再発防止策を考え、上司に報告し、それが具体的な理由もなく「むずかしいだろう」で差し戻され、その間に類似の問題が起きてクサッてしまうこともありました。この過程で「起きたことに疑問を持つ」と言うマインドが強く働き、ITコンサルタントをやっていく上で超強みになっていたのは間違いありません。しかしながら、これが積み重なると「またか」で気持ちがささくれてくるのです。で、その結果が「うつ病」。

うつ病と共存しながら

 当初、うつが発症した時点では「闘病」を決め込んでいました。また、時間が経てば復帰できる。薬をちょっと飲んでいれば改善するはずだ。そう思っていました。しかし、そんな意気込みとは別に、歩くことも難儀になり、外に出ることも億劫。自分を見ていると自己否定で溢れかえってきます。ただ、医師に言われた「朝の散歩」だけは繰り返し、引きこもりにならなかったのは幸いでした。
 そして半年が過ぎ自立支援制度、一年が過ぎ障がい者手帳持ちとなって、当初考えていた「ちょっとの期間」では治りそうもない、復帰してもうつの再発可能性が高まるな。と考えるようになります。そして、その頃、何故か医師に「何か自発的に治療する方法ってありますか?」という質問を投げかけ返ってきた答えが「認知行動療法」だったのです。簡単に言えばポジティブに物事を捉える。と言う事です。が、これが一つの契機になったのは間違い無いと思っています。
 そこからは、何かが起きても、失敗しても「やっちまったことは仕方ない」と思うようになりました。

認知行動療法をやりながら

 認知行動療法をやっていると、結びついてくるのが自己肯定です。こう書くと「自己中心主義」と見られるかも知れませんね。しかし、それとは違います。あくまでも自分が為したことやされたことを「肯定的に捉える」ということです。他人に何らかの作用を与えようとする自己中心主義とは全く同居していません。そして、もし認知行動療法を知らなければ、「自己否定」の連続だった社会人生活を過ごした身に「自己肯定」は程遠い考え方でした。
 が、これを知ったことで「うつ病」自体を肯定的に捉えることができるようになりましたし、以前にも書いたEDや射精障害も肯定的に考えつつ改善を模索できていると思っています。

自己肯定感から湧き上がる意欲

 その改善を模索するためのエネルギーを奪うのがうつ病ですが、上手く共存できていれば、自己肯定感が放つエネルギーの方がうつ病の奪取力をう回ってくれることがあります。だからEDについても
 サプリ:ドラッグストア→通販→OUT↓
→ED薬:クリニック選定→代表的3種の使用→レビトラorシアリスの場面に応じた利用
なんて順序で活動している訳です。

「どうせ」なんて使わない

 この意欲を失わせる言葉が「どうせ」です。

  • どうせうつだから

  • どうせ歳だから

  • どうせEDだから

  • どうせ糖尿だから

  • どうせ射精障害だから

なんて考えていたら、前には進めないと思います。自己肯定が出来ない時もあります。けど、認知行動療法にハマってくれば、自己否定の日々だけでは無くなると思っていますし、それが私自身の体験です。
このnoteを始めた理由の一つもそれです。
同病相哀れむではなく、励まし合いながら、快適な性生活を取り戻しましょ!😁


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