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『オアシス』
オアシスを好きになったのはたしか中学生の頃のこと。一方でボーカロイドをはじめとした、〈当時の自分たち〉に流行していたカルチャーを追いかけ、一方で中古の「Time Flies... 1994-2009」を手にして、あのざざっとしたサウンドに浸っていました。
中学生ということは、つまりは彼らが解散した後のこと。もちろん、それまでその名を知らなかった訳ではありません。小学生のころから、父のiPodに入っていた「Morning Glory」 は聴いていたし、誰だったか忘れたけれど、「Don`t Look Back In Anger」をカラオケで歌う姿も目にしていました。けれど、彼らに惚れたのはそれよりもっと後のことで、実際の活躍をボクはオンタイムでは知らない。ボクが好きになってきたバンドは、もう解散しているか、数年内に解散するってことが多々。Galileo Galileiとか、チャットモンチーとか、最近ならBiSHとか。うまく噛み合わないね。でも、噛み合わないからおいしいってなっているのかも。噛み合いがわるいからよく噛むもんね。
ボクの作品は、いろんな始まりがあるけれど、翻案のような作業から生まれた作品もたくさんあります。今回は、はっきりと原作があるな、と思ってもらって、そうだな、実際にそれを流しながら見てもらえればいいかな。でも、少しハードルをあげすぎたかも。じゃあ、今のナシ。「あーね。あの曲ね。」ってクイズみたいに見てよ。
オアシス
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そうだね、素晴らしい雨に始まって、きっとクールなことだろうよ。永遠がもうすぐ。
君がワンダーウォール 突き抜けて、どん。水飛沫みたいにわらうひと
ちゃんとハイでジン・トニックで潰れてさ だれもしらないことばにいきて
なんだっていいよ 自由でそれなりに依存しあって蝶のぼくらは
ぼくらがぼくらたる条件を探し続けている。きっとこれに尽きるんだと思いながら、遠い無限を思い続けて。さようなら、夏の太陽。
シャンパン色の星空の爆発を思えばばらばらになっても肉塊のいっぺんいっぺんが君を求めると思うよ
ノエルとリアムみたいな最悪な終わり方で1日を畳もうぜ こんな明度の朝で
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