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とても人々が親切なトルコ

ハンドメイド作家のPlavaStabloこと、青木弘之です。

アジアとヨーロッパにまたがる国トルコには、2回行ったことがあります。

初めは2007年の秋で、ギリシャのテッサロニキから、今は運行されていない夜行寝台列車に乗って、イスタンブールに行きました。

この時、トルコではイスタンブールしか滞在しなかったですが、一度食べてみたかったサバサンドをいただくことが出来て満足でした。帰国の日にちょうどサマータイムが終わった時で、帰りの飛行機の時間に間に合うように移動しないといけないのに、街中の時計の時刻がバラバラで、時刻を直したはずの自分の時計が正しいのかとても不安になりました…無事飛行機に乗れて帰れましたけど。

2度目に訪れたのが、2018年6月で、前回と同じくギリシャのテッサロニキからイスタンブールに入りましたが、この時は夜行バスでした。

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イスタンブールのバスターミナルでバスを乗り継ぎ、ユネスコ世界遺産の街であるブルサに移動しました。

ブルサは人口200万人を超える大都市ですが、見どころは街の中心部の旧市街に固まっていて、トラムやメトロも走っているので、移動も便利でした。

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いつも私は旅行先から絵はがきを出すのですが、ブルサではどこの土産物屋さんにも絵はがきが置いておらず、最後の頼みの綱の郵便局で訊いてみることにしました。

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郵便局では、郵趣コーナーがあったりして、切手や絵はがきなど売っていることがあるのですが、どこを見渡してもそれらしき場所は見当たらず、試しに窓口のおじさんに、ブルサの絵はがきがないか訊いてみました。

すると、君はラッキーだ、と奥から絵はがきセットを取り出してきてくれました。どうもトルコ全土の代表的な観光地の絵はがきをセットにしたようなのですが、中にブルサも含まれていました。

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ブルサの絵はがきだけでいいんだけれど、これはセットだし、いくらなのかなあ…と思っていると、窓口のおじさんは、これはプレゼントだ、とタダでくれるではありませんか!

今から考えると、郵便局のノベルティーグッズみたいなものだったのかもしれませんが、親切心が嬉しい一方で、やはりお金を払わないでいただくのは、何か申し訳ない気分になってしまいました…

ブルサからバスでイスタンブールへ移動して、久しぶりにイスタンブールを歩いてみました。

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前回の滞在では周れなかったところにも行ってみたりして、見どころの多い街だなあ…と再認識しました。

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トルコでの布探しですが、ブルサの旧市街にあるバザールで見つけた生地屋さんで、すんなり地元ブルサ製の布を購入することができました。

トルコは生地の生産が盛んなので、イスタンブールの街中でも、トルコ製の布は簡単に手に入れることが出来ました。

「旅から生まれた豆本」トルコ編では、ブルサで購入したトルコ・ブルサ製のコットン布を表紙に使用しています。かなり手触りが滑らかなので、混毛かもしれません。

どうぞよろしくお願いいたします。


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