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yumenotamago
お礼を言われて驚く
あまり人助けとは思わないでやってきた。
お礼を言われて、
私が驚いた。
きっとあたりまえのことと思っていたから。
病院増築の過渡期で、
病院が大きくなるため、
慣れた人半分、
慣れていない人半分、
移動するのが常だった。
私は先発隊として行くことが多く、
上司からもこの人に任せておけば大丈夫と
いわれるほどだった。
あまり感情をださず、
淡々とやっていたかもしれない。
違う病棟の看護師が退職することになり、
挨拶をしてくれた。
「きっと覚えてはいないと思いますが、
○○を教えてもらったり、
すごくお世話になったんです。
ありがとうございました。」
私が先発隊としていった時、
その病棟にいた看護師だった。
きっと慣れないことで大変だったと思う。
私の方こそ、
助けられたのに、
涙がでそうだった。
私こそ、もう一度お礼を言いたい。
今、
どうしているのか。
元気にしているだろうか?
なつかしい。
ありがとうございます。嬉しいです。 クリエーターとしての活動に使わせていただきたいです。