ありふれたジンクス（とんかつ弁当）

今日は、とんかつ弁当を食べる日だった。

何故かと言うと、明日が事例研究発表会だから。

内容は、Kちゃんたちチームに託して発表して貰うアドバンスケアプランニング。

ありふれたジンクスだけど、勝負事の前日の夕飯は、とんかつと決めている。

一番最初は、5年前くらいに、Kちゃんが介護福祉士の試験を受ける前日だった。『子育てと介護のパートで本当にしんどくて、勉強できなかった。』と嘆いていた。

よし、じゃあ、今夜は、私がとんかつを揚げてやろう！と作ったところ、受かった。しかし、試験が終わった当日は、苦戦したようで青い顔をして『落ちたかも知れない。』と言っていたので、ギリ合格だったのかも知れない。

それを聞いた私は、『げ！私がとんかつ揚げるのが、あんまり得意じゃなかったからかも！だから、ギリだったんだ、きっと。』と思った。（唐揚げは絶対美味しいんだけどね。）とんかつというジンクスは良いけど、作り手がいけないのだ。そうだ、きっと、そうだ。

ということで、とんかつ弁当を買って食べることにした。

1年目、Kちゃんとチームを組んで出場した事例研で初出場で優秀賞。

2年目、最優秀賞。３年目、優秀賞。

あと、介護さんのお勉強も熾烈を極めるらしく、Kちゃんも、キャリアアップ段位制度とか、『アセッサーを取りに行く！』とか、色々言っているが、どの試験や試合、プレゼンの前にも、とんかつ弁当を食べて、全部合格＆好反響だった。

そのうち、私の方も色々とピンチ。３年ほど前、特養に勤めて、私にとっては初めての監査がやって来た。誰もポイントを教えてくれない。前任者も居ない。

教えてくれないどころか『知らないよー。どーすんの？どーーうーすんの？！』というストロークを現ボスから投げられ、脅されていた。滅多に困っている表情を露にしないので、面白かったんでしょうね。

そんなわけで、時間もなければ、何をすれば良いのかも分からない。色々とまずいだろう、指摘されまくるだろうと予想されることも多々あった。

そこで、とんかつ弁当を食べた。しかも、やけになって、その数日前には箱根旅行へ行った。（いったい何故？）

結果、監査にやって来た恐ろしいと思い込んでいた監査員さんたちが、私だけを褒めて下さった。『しっかりやっていらっしゃる。』と。もう、泣くかと思った。泣かなかったけど。

一方、ボスたちは、『一人の人にこんなに負担をかけてはいけません！』と叱られるどころか、長時間に渡って、ぎゅうぎゅうに絞られていた。でも、良いだろ、人をいじめた挙句に、結局何一つ減算にならなかったんだから。くそ馬鹿野郎。

その他、あらゆるピンチ（？）に登場したのが、このとんかつ弁当だった。特別なものではなくて、かの有名な単なるさぼてんのヒレカツ弁当です。（有名で単なるってのも変な表現だけど。）

美味しいねー♪と言いつつも、最近、野球ばかり見ていて、ちゃんと料理していないことが、ふと頭をかすめる。

罰が当たって明日１次予選すら通らなかったらどうしよう。

あ、そだ。ビールは金色だから縁起が良いらしい。仕方ない。Kちゃんのためにも縁起をかついでビールでも飲もう。←　いつも飲んでるよね。

金色でめでたいんだからしょうがないよね。飲まなきゃ。←　飲みたいだけだよね。

えーと、それで今日は何を言いたかったんだろうなあ。

監査が来ても、普段ちゃんとやっていれば大丈夫ということ。（正しい名前は実地指導です。）

あと、やるだけやったら、とんかつ食べて寝て下さいという話。（かな？）

今日も良い1日でありますように。

皆で頑張って来ます。