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企業努力 / 嬉しいこと

今年の春だったか、もう少し前だったか。携帯会社のショップにipadを買いに行った。

それからと言うもの、書類だのメモ紙だのが山積みだった職場のデスクがスッキリさっぱり。これも全てipadに入っているノートアプリのおかげ。本当に重宝している。

ところで、その携帯会社のショップへ行った時、Kちゃんが付いて来ていて隣に座っていたのだが、その時対応してくれていた店員さんが『お二人が一緒にお住まいでしたら家族割に出来ますよ。』という案内をしてくれた。

そんなことはすっかり忘れていたのだが、昨今、Kちゃんが『今のところ、解約したい。高いから。』とのこと。その通信会社がバカ高いので有名なのは昔からなんだけど、思い立ったが吉日。

それじゃ家族割にしよう。というわけで、Kちゃんの乗り換え手続きと自分の機種変目的で半年ぶりくらいでそのショップへ行ってみた。

前回訪れた時の対応も物凄く早くて、求めているものが迅速に手に入ったからこそ訪れたのが今日だった。でも、さすがに今回は時間かかるだろうと覚悟していた。

が、今回も、全く無駄がなかった。

この企業、年々進化しているなあーと思う。あんまり話が長いと『もう、いいや。』となりそうだけど、これだけシンプルに事が進むと、ちょっとしたプランを薦められても聴く余裕が出来るので、『じゃ、そっちにして貰おうかな。』となる。

こういうことに細かく、どちらかというと小うるさいタイプのKちゃんですら、『家のネット環境もこちらに乗り換えようかな。』と言い出す。

すると、その青年が客である私たちの方に紙を向けたまま逆さの状態で、図や文章を書いて説明し出すので、その内容よりも『よ、よく逆さに書けますね。しかも、漢字ばかり!』と、そちらに気を取られ絶賛してしまった。客の前では、紙の向きを変える時間も無駄に使わない。(でも、練習に相当の時間かかったでしょ。)

しかも、まだ余裕があるので、電気とガス込みのプランについても訊いてみると、やはりこちらが安い。

私は『電気とガスも乗り換え。』と言い、Kちゃんは『あたしも今日、機種変もすることにした!』と言い出した。

無駄がない接客というのは、ガツガツ薦めるというのとは真逆で、相手の質問やニーズに対して、態度が開いている人のことを言う。(で、こうして売り上げていらっしゃる。)

そして、見ていないかのように見せて、客をよく見ていらっしゃる。一人一人はもちろんのこと、気が短いのか、沢山説明して欲しいタイプなのか?複数で来ていれば、どんな関係性なのか?等、凄い観察力と対応。

しかし、ショップを後にしたのは、それからのち、ずーっと後だった。何に時間がかかったのか?と言うと、Kちゃんが使っていた携帯会社に諸々の解約の手続きの電話を入れた時。

乗り換えさせたくないのは分かるけど、気が遠くなるほど長い時間を先方に持って行かれた。色々と食い下がる。

でも、それをやられればやられるほど、2度とこの企業とは関わりたくないなあーと、顧客は思うんだよね。

現代人は疲れていることが多い。そんな中、貴重な休みを潰して来る顧客に対しての戦略が出来ている企業は、今日の私たちのような顧客から、機種やネット環境、電気やガスなど、諸々のものをポンポン!と契約取って行くのだろうなあ。

引っ越しや買い物、宅配、その他諸々、誰しも生活している中で色んな職種の人たちを目にする。そんな中、良い仕事をしている人たちを見ると、感動してしまう今日この頃だった。

***

最近、気持ちがクリアな日は、さらに深呼吸してショップのオーダーものを作成している。ブレスやネックレス、ストラップなどなど。

今朝、ふと見ると、またnoteで出会った方からのご注文が入っていた。

カート、使って貰えた! ← いやいや、そこ?

もちろん、それだけではなくて。

私にそんな大切なモノを作らせて貰えるんですか!と、その備考欄を読んで、とても嬉しくなった。

昨日、今日、明日と、あたりまえのように過ぎて行く日々の中で、沢山の嬉しい奇跡に触れている。

そう言えば、ここへ引っ越して来てから、プリンターが無かったなと思い、さっそく購入して来た。こういうところが、よく『まじか。今か。』と自分でも思う。

でも、色んなことを準備する前に、物事は動いていく。いつも、ほんのちょっと、本気でそちらの方向を見るだけで良い。

心が、イメージが、現実を作る。

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