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偶然の出会い

今朝出勤したところ、Kちゃんじゃない方の介護主任の青年が「今日来ている単発派遣の人が「ここは○○会の傘下ですか?」って言うんですよ。」とのこと。

遠くで働いている男性を指さしながらそう言う。

もちろん違うのだけど、○○会は以前、そうね、ほんの2年前までKちゃんと私が働いていた法人。

その男性は見たこともない人だった。

何故そう思ったの?と訊いてみたら、何とうちで使っている食事排泄表が全く同じものだったからなのだと。

なるほど。この食事排泄表はKちゃんと私とNさんとで作り上げたオリジナルで、確かに過去その法人で誕生した。しかし、法人の中でも使用している施設というのはせいぜい2か所だ。当時誕生した施設から異動して行って広めた人がいたとしたらね。

単刀直入に「どこにお勤めですか?」と訊いて施設の名前を聴いて爆笑。どんぴしゃ、昔居たところだった。相手も笑いながら今の施設の様子を教えてくれた。

良いところと悪いところがありますよね。でも、頑張れば頑張った分だけ給料があがる法人だから、身体に気を付けて頑張って下さいねと言っておいた。

しかし、バイトが出来るとは強靭な体力。今の私には真似できません。

***

午後、うちの施設長と結構長いこと話をした。

これまで聞いて来なかった彼女の気持ちに触れた気がした。

今朝、前法人の人が単発派遣で来てましたよという話をしたのは、実は彼女もその法人に居たことがあるからだった。

色んな話をした。

間違いなくあの頃より幸せだ。利用者様のことに集中できる。

もう少し頑張って行こうと思った日だった。

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