見出し画像

看護学校の寮生活で鍛えられる人間関係

寮生活で鍛えられる人間関係。
昭和あるあるだと思う。

ああ昔はそうだったのねと思い、
読んでほしい。
もしくはそうだったんだ。
へえ~、知らなかった。
最近のTVを見ていて時は、
流れていると思った。

きっと集団が普通だったのかもしれない。

思い出して、
記事を書いている。

部屋は、
学年が進むごとに奥の部屋になっていく。
1年生と2年生は4人部屋、
3年生になると2人部屋になる。

2段ベットの中だけが、
1人になれる場所。
そこしか、
プライベート空間がない。

洗濯室、
洗面所、
風呂、
トイレは共用。

電話当番なるものがあった。
まだスマートフォンはなかった。

公衆電話が1つ。
電話をかける時は、10円を、
たくさん握りしめる。
100円はお釣りが出ないし、
あまり使えなかった。

1年生と2年生が日替わりで当番。
高校卒業した若い女子の集団は、
彼氏から電話がかかってくる。
もしくはかける。
公衆電話の争奪戦。
でも年下は遠慮して3年生ばかりだった

風呂は決まり事があったが、
覚えていない。

その時の考え方は、
法律で定められている看護師の日常生活援助は、
まず自分たちができることが、
ここの看護専門学校の基本になっていた。

同級生は家事をした経験がなく、
洗剤を入れて米を研いだり、
洗濯機でぬいぐるみがぐるぐる回り、
笑いを誘っていた。
またこたつで寝てしまい、
勉強しなくても試験合格し、
ある意味すごいと言われていた。

バレンタインデーが近くなると、
チョコレートの話題で、
楽しくなることもあった。

軍隊みたいな生活。

3年生が一番偉い。
実習が多く、
実習着を着た姿を羨ましく思っていた。

本当の看護師になれる一歩手前だけど、
この1年は本当に大きく憧れる。
来年はあんな感じになっているのかな。
看護師に近づいていく感じ。

今は通学していることが、
ほとんどだから、
この経験はしなくていいと思う。
だって時代が違うから。

この集団生活は、
今はそぐわないと思う。

ただ深い友情は今も続いており、
あの頃があったから今がある。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

あなたの役に立ったら、
嬉しいです。




よろしければサポートお願いします。 クリエーターとしての活動費に使わせていただきます。