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歩いてきた道をたどってきた

自分が歩いてきた道をたどってきた。
実際に歩いてみて、
自分の感情がどう動くのか、
自分でもわからなかった。

卒業した学校、
実習した病院、
勤務した病院は、
最後の病院と同じ、
私は地元に戻ってきた。
そして退職。

2年の御礼奉公のため、
その後勤めた所を辿ってきた。
もう少し仕事ができるようになりたい。
ずっとそうやってきたが、
もう困ること、
教えてもらうことは、
なくなっていた。

若い頃、
勤務した病院は移転して、
場所を移していた。
その場所は老健になっていた。

住んでいたところはまだあった。
看護師寮みたいに使っていたが、
今はどうなっているのだろう。

もう1つも病院が大きくなり、
働いている人たちも世代交代している。

忘れていることもあり、
思い出したこともいっぱいあった。

ただ、
自分なりには頑張ってきたんだと思った。

人生の分岐点、
緩和ケア病棟を立ち上げるときには、
国内や海外に研修に行き、
たくさんの人と出会った。

今ではあたりまえの、
緩和ケア病棟、
ホスピスがなく、
日本ではどう考えればいいのか、
そんな時代だった。

他の看護師が体験できないことも、
たくさん経験させてもらった。

心が折れそうな時、
何度もあった。

若い頃の私は、
何もわからず、
だけどもっと器用に、
生きてもよかったのかもしれない。

その分を今は、
楽に生きているのかもしれない。

いつか終わりがくるなんて、
考えたこともなかった。

すべてが有るが如く、
永遠の感じがしてた。

なつかしい。
若気の至りだ。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

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嬉しいです。



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