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いつも心にユーモアを


上智大学のアルフォンス デーケンさんが、
大好きだった。

私は若い頃、
自分の看護に価値を見いだせず、
生と死を考える会に属し、
デーケンさんや、
日野原重明さんらと共にする機会があった。

デーケンさんは、
ドイツ人だが、
日本に骨を埋めようと思 っているので、
心は日本人。

上智大学で「死の哲学」を教え、
デーケンの名前のとおり、
「何もでーけん」(笑)
と流暢な日本語と茶目っ気の笑顔で、
よく言っていた。

ユーモアによる、
健康管理、
癒し、
ユーモアによる癒しは、
ストレス緩和と、
コ ミュニケーションを
スムーズにする役割もある。

例えば、
患者さんに対する思いやりとして、
医療従事者の微笑みや笑顔を患者さんは、
とても喜ぶと思う。
家族も一番望むのは、
相手の明るさや笑顔による思いやりだと思う。

苦しんでいるにもかかわらず、
相手に対する思いやりとして、
笑顔になる。

「にもかかわらず笑う」。
苦しんでいるのにもかかわらず、
相手に対する思いやりとして笑う。

いくら努力しても、
この世のなかに 完璧な人は一人もいない。
でも、
たまに一緒に笑うことができれば、
病院のなかでさえも温かい雰囲気 ができる。

ユーモアは、
相手にとっても心の 癒しになるし、
自分自身にとっても癒しになると思う。

いつも、
どんなときも、
ユーモアをと話していたデーケンさん。

外国人だが、
日本人のような人。
父と同じ年を生きてきた。
戦争、
貧しさ、
を生き抜いてきた。

どんなときもユーモア、
にもかかわらず笑う。

なつかしい。
ずっとこの気持ちをもっていたい。


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