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百聞は一見にしかず【発売日前に●●枚の予約】

インプロの魅力を言葉で伝えるのはなかなか難しい。
先人たちも私たちも、言葉を噛み砕いて試行錯誤を重ねていると思う。
ただ、どうしてもやっている人と見たことがない人では語彙や言葉の解釈がそもそも異なっていて、「これはとてもわかりやすい!」と作り手が思った言葉が、相手にとっては外国語を話されている気分になることだってある。

例えば、「即席じゃなくて即興」を初めて聞いた時は、これほど的確に表現できる言葉はないと私は感動したのだけれど、恐らくインプロに触れたことの無い人にとってはよくわからないと思う。インプロをやった事のある人なら「それそれ!!」と声を揃えて言うんじゃないかと思うくらい言い当てている言葉だとしても。

さらに、"公演"の魅力を伝えるには、インプロの説明の他にその公演や座組の魅力を伝えなければならない。

もっと言えば、演劇に馴染みのない人にとっては、台本を覚えて役になりきって演じるという、自分の知りうる演劇の知識で理解しようとしていたのに、その知識を覆す"即興"と説明を受けるのだから、もうわけわからんちんだろう。

それでも伝えていくために言葉は探し続けるし、ここでも書いていくんだけれど。
しかし、"見よう"に繋げる手段はそれだけじゃなくていい。

そこで、私たちはより多くのお客さんに出会うため、2つの作戦を立てた。


作戦その①大胆な割引価格
お金は有限。気になっているけど、お金が無くて来れなかった人。リピートしてみたかった(Platformはとにかくリピートして楽しめるポイントがたくさんある。これについては後日)けど、お金が無くて来れなかった人。
今回ほどの大胆な価格設定は今後難しいと思うので、気になっていた人にはぜひ来て欲しい。
チケットの値段が下がるということは当然利益の最大値が下がるわけで、実はとても怖い挑戦だったりもする。挑戦させてくれた仲間たちに感謝。

作戦その②主催イベントでの先行予約
1/22~26に開催されたPlatform主催イベント「梟月&Vote~新年疑い初め~」にて、チケットの先行予約を行うことにした。
このイベントは人狼ゲームなど既存のコンテンツがあるものにインプロシーンを加えたり、Platformオリジナルの設定を加えた作品だ。
それゆえ、Platformのことはよく知らない元のコンテンツファンの方も見に来てくれる。
説明の難しいインプロも、イベントで実際に見てもらって面白さを感じてもらえれば、本公演に関心を持ってもらうことができる。
「見れば伝わる」には、自信がある。


ただ唯一の懸念は本公演の日程がだいぶ先であること。

だからどのくらい伸びるかは正直不安だった。
それでも、30でも予約が入れば、嬉しい。
そんな想いで実践した結果、、、、

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予約数は70を超えた。

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本当に本当にありがとう。みんなのおかげで最高のスタートを切れました。

通常の予約開始は3/1(日)10:00~。
次はここでどこまで伸ばせるかです。
わくわくしながら、予約できるように。
その時点からエネルギー与えられるような、期待に満ちた予定になるように。
3/1まで、ただ待つでなく頭フル回転で発想+行動していくぞ...!

インプロカンパニーPlatform第17回公演
「その探偵の名、
-2人の名探偵と3つの謎-」
■日程
2020年4月30日(木)〜5月4日(月)
■会場
阿佐ヶ谷シアターシャイン
■あらすじ
エコソンはポンドポーチの町に探偵事務所を開業したばかり。
ある日、通りすがりの美青年に解決間近の事件を横取りされてしまう。
彼の名前はサマー・レインボウ。
巷で「虹の名探偵」と呼ばれる彼とエコソンは一瞬で犬猿の仲に。
そんな折、刑事イシトレードから新しい事件の協力要請が。
エコソンが駆けつけるとやはりそこにはサマーの姿が。
💙高校で起きた殺人事件、👛遺産相続をめぐる争い、⭐️殺人事件の記憶喪失…
3つの事件をめぐり、プライドをかけた推理勝負がはじまった。
毎回くじ引きで変わる犯人を、探偵とお客様が本気で推理する。
世界にひとつ、無限のマルチエンディングストーリー!

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