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#14 PLASが示してくれた国際協力の道標 有村悠子さん

ーーグローバルに、ローカルに、社会で活躍するPLASインターン卒業生。彼らの想い、現在の活動、そしてPLASでのインターン経験が彼らの「いま」にどうつながっているのかを聴きました。 

今回は、現在公衆衛生とクローバルヘルスに特化したシンクタンクでインターンをしているPLASの元インターン生、有村悠子さんにお話を伺いました!

大学院を修了後、新たな舞台へ

こんにちは。有村悠子と申します。
大学院を修了した後、現在は公衆衛生とクローバルヘルスに特化したシンクタンクでインターンをしています。10月からは外資系医薬品企業で働く予定です。シンクタンクでは、調査研究の立ち上げ、研究計画書や調査票の作成など、挑戦の連続ですが、日々新しいことを学び、充実した毎日です。

PLASでは2017年6月から2018 年3月までインターンをさせて頂き、主にイベントの企画運営や広報を担当していました。当時、大学では化学系の実験ばかりしており、国際協力というフィールドを全く知らなかった私に、PLASでのインターンは、国際協力の道標のようなものを示してくれました。

職員一人ひとりが信念を持ち、相手国と対等に信頼関係を築き、問題解決に向けチーム一丸となり、真摯に課題に取り組まれていたことが今でも鮮明に記憶に残っています。現地の人々の生活が改善していく様を間近で見て、こうして、一歩ずつ世界を変えることができるのだと、実感しました。

PLASで学んだ、相手国とフェアな関係性で、共に課題を解決していくという姿勢は、大学院で公衆衛生学を学んでいる時も、常に私の根底にありました。

インターンでの成功体験が自信に

PLASでは職員の方々がインターンの可能性を信じて、裁量ある仕事を任せて下さいます。グローバルフェスタなど大きなイベントの統括やイベントでの司会なども務めさせて頂きました。どんな時も支えて下さる職員の方々がいらっしゃるからこそ、思い切りチャレンジをすることができ、そこでの成功体験は、自分の自信に繋がりました

①ご支援者に向けてのThanksパーティーでの司会

(写真)ご支援者に向けてのThanksパーティーでの司会

またPLASでは、国際協力のことだけでなく、ビジネススキルも教えて頂きました。例えば、イベント前にはエクセルでWBS(Work Breakdown Structure)を作成し、タスク管理を行う方法を教えて頂きました。

イギリスの大学院は1年間のコースのため、常に課題に追われ、自己管理能力が問われます。社会人経験が無いまま大学院に進学した私にとって、タスク管理は自分自身の課題でしたが、PLASで教えて頂いたWBSなどを活用し、なんとか膨大な課題や修士論文を乗り越えることができました。

②留学中、ほとんどの時間を過ごした大学院の図書館

(写真)留学中、ほとんどの時間を過ごした大学院の図書館

PLASでの経験を胸に前へ

インターンで得た同期は今でも私にとって大きな財産です。現在、PLASの職員としてウガンダで頑張っている藤原祐希さんとは、留学先のイギリスでも遊んだり、留学の悩み相談にも乗ってくれたり、私が興味のありそうな文献を送ってくれたりと、インターンが終わった後でもこうして繋がっていられることを嬉しく思います。

③現PLAS職員の藤原祐希さんとブライトンにて

(写真)現PLAS職員の藤原祐希さんとブライトンにて

10月からは、外資系の医薬品企業で働きます。国際協力とは直接関係はないかもしれませんが、将来を見据え、まずは民間企業で疫学や統計学の専門性を高め、またこのフィールドに戻ってきたいと思っています。そんな私をインターン卒業後もフォーローし、お声をかけて下さる職員の方々には心から感謝しています。

チャレンジを全力でサポートしてくれるPLASでの経験はきっと将来の糧になると思います。


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