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正社員として海外フルタイムリモートワークを始めましたPart3/3 〜社内での準備〜

この度、海外に滞在をしながらリモートワークをすることになりました。
詳細は「正社員として海外フルタイムリモートワークを始めましたPart1/3 〜海外リモートワークを始めるまで〜」「正社員として海外フルタイムリモートワークを始めましたPart2/3 〜雇用契約関連〜」をご覧ください。

今回は、渡航が決まってから実際に現地に行くまで、社内で準備したことについて紹介できればと思います。

時差勤務について

海外で勤務するにあたって、いちばんの懸念事項は時差かと思います。
弊社の場合は、社員同士の共同作業も多いため、業務が重なる時間帯を5時間ほど合わせています。
日本時間でいうと、7:00-16:00、現地時間の15:00-24:00になります。
なお、現地時間での22時以降の業務については深夜手当を受けています。

時差勤務の準備

社内の設備として、会社のローカルデータに営業時間外でもアクセスできるようにしました。
また、弊社の営業時間内(10:00-19:00)で、私が対応のできない3時間(16:00-19:00)は、代理の社員に引き継ぎ、メール内容のチェックや急なトラブルなどの対応が変わらずできるようにお願いしています。
担当させていただいているお客様にも、時差勤務についてお伝えし、ご理解をいただきました。

時差勤務を円滑に進めるために

私のパソコンでは日本時間と現地時間を常に確認できるよう「世界時差時計」を常に起動させています。
また、ブラウザのGoogleカレンダーでは、2つのタイムゾーンを表示することができます。
現地時間も表示させつつ、スケジュールは全て日本時間で管理し、定時と休憩時間はデフォルトで表示するようにしています。
他の社員には、私が不在時でも確認を取らずに、空いている時間帯はいつでもMT等のスケジュールを入れてもらって問題ないと伝えています。

時差勤務を始めてみて

始めて1週間ほどは、移動の疲れもあったのか、退勤定時の24時近くになると眠くなることもありました。1ヶ月経った頃からは生活に慣れてきたこともあり、問題なく働くことができています。
午前中から昼過ぎまでの時間は自由に使うことができ、朝起きるのが辛い等がなくなったので、低血圧な私にとってはとても過ごしやすいです。

終わりに

初めは戸惑うことや問題が多いかと思われた時差勤務でしたが、スケジュールの細かい共有や毎日のリマインドによって、思っていたよりはスムーズに仕事をできている印象です。
社員のみなさんには準備段階から協力いただいており、とても助かっています。

新しいこと、前例があまりないことをするのはとても難しく、考える前に諦めてしまうことも多いかと思います。

こういった働き方をしている人・会社もあるという事、またコロナ禍以降の新しい働き方として、読者様の参考にしてもらえれば幸いです。


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