<第14回>根腐れに気づく方法
突然ですが、根腐れを起こした経験のある方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。根腐れが原因で植物を枯らしてしまうということは十分にあって、初心者がぶつかる最初の壁とも言えるかもしれません。
そこで、今日から3日間、根腐れをどうのように見つけ、どのように対処し、予防するためには、という三つに分けてお話をしていきたいと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。
今回の内容もRadiotalkで配信をしています。
そもそも、根腐れとはどのような状態か、ご存知でしょうか。
根腐れは根が酸素を吸えず、細胞が窒息してしまい、腐ってしまう状態を言います。一部そのような状態になると、他の健康な根も根腐れを起こし始め、最後は植物本体が腐り始めるという状態です。
この根腐れはなぜ起きるのか、といえば根に酸素が行き渡らないから、ということになるのですが、ではなぜ行き渡らないかというと、土質や置き場所が又は水やりが適切ではないからなんです。
僕個人としては土質が最も大きな原因になるのではないかと思います。
今日のトップ画にも載せましたが、水やりをした時に粘土質になったり、根と土の密着があまりにもありすぎたりすると根腐れをするようになると思っています。ですので、根腐れにならないための土作りが最も重要なのではにかと思います。
しかし、初めて育てているんだよ、という方は土のことはわからないと思います。ですので、根腐れが始まっているな、という合図を覚えておきましょう。
基準は一つだけ、新芽の葉先が枯れることです。
新芽は一番フレッシュなので、枯れることはないのですが、なぜか枯れてしまう。そんな時は根腐れを疑いましょう。もちろん、直射日光に負けて枯れる、ということもあるのですが、その時は黄色くなったり、紅葉をしたりするので違いがわかると思います。
古くもないのに葉先が枯れる、などの症状がある場合には、根腐れを疑って一度掘り起こして、根を確認してみましょう。
その時、根が黒くなっていたら根腐れ決定です。根が黒くなっていなくても細く元気がないようでしたら、根腐れを起こす前かもしれません。
基準は一つと言いながらも、判断基準は他にもあるのですが、私の経験上、葉の先が枯れるという状況が最もわかりやすく、確実であるのでご紹介をさせていただきました。
いかがだったでしょうか、今日は根腐れが起こってしまった場合についてご紹介をしていきました。
根腐れのスピードは早く、そして最も残念な結果を生みます。ぜひ早期発見して対処したいものですね。
全国的に寒の戻りとなり、植物には厳しい温度変化がやってきそうです。夜の管理には十分に注意しましょう。
それでは今日も良い一日を。
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