電験二種 合格体験記
こんにちわ、プラント電気マンです。
昨年11月13日に行われた第二種電気主任技術者の二次試験ですが、このたび無事に合格していることが確認できました。
昨年度はあえなく不合格でしたが、リベンジすることが出来て良かったです。(↓が去年不合格だった時のツイート)
電験二種合格を勝ち取るまで、3年間もかかってしまいましたが、まあ良しとしましょう。
というわけで、今回合格するまでの道のりを合格体験記として記事にしたいと思います。
1年目
2020年の4月ごろぐらいに第2種電気主任技術者の取得を考えるようになりました。というのもこの年の3月に結婚しまして、将来長く働くために電験二種があれば何かと役に立つだろうと考えたからです。
本格的にはGW明けくらいから取り組み始め、その間は平日1~2時間、土日は3時間くらいのペースで勉強したと思います。電験二種は1次試験と2次試験がありますので、まずは1次試験の勉強からスタートです。
ちなみに一次試験の勉強には下記シリーズの本を使用しました。
電験はとにかく過去問をひたすら解くことが重要、というのは常識です。このシリーズの理論・電力・機械をとりあえず周回して、8月下旬ごろの1次試験に臨みました。
結果は下記のツイートのように、勉強していた一次試験3科目についてクリアすることが出来ました。法規を残して、余裕のある勉強スケジュールにしようと考えての戦略でしたが、今思うと全力で全科目合格を目指すべきでしたね。
というわけで、1年目は終了です。
2年目
さて2年目に合格を目指して頑張るぞ、という具合でしたが、ここで転換期を迎えます。
というのも1次試験の次の日、妻が妊娠していることが発覚したのです。これは驚きましたね(笑) 産婦人科に通ったりする中、あっという間に年が明けてしまい、気づけば2021年5月になりました。
息子が誕生しました。いやー時の流れは速かったですねえ。
ご想像のとおり、2年目はまともに勉強時間が取れなかったですね。
一次試験の法規は何とかパスしましたが、二次試験の勉強が非常に辛いものになりました。
1次試験のあった8月下旬から11月中旬(記憶では2021/11/14が二次試験の試験日)までの間は、土日も含めて毎日1~1.5時間勉強するのが限界でした。息子の夜泣きがそれなりにありましたし、里帰り出産期間が終わった8月以降夜間のミルクやオムツ交換は自分がやっていたので、仕事の疲労と合わせてかなりヤバかったです。
ちなみに使った参考書は以下になります。
受験者の9割近くが持っているであろう過去問集ですね。これ以外にはやってないです。(というか時間がなかったので手を出せませんでした)
勉強していて思ったのは、模範解答で理解できない部分について、ネットでググる他なかったので、調べる労力が大変かかったことが反省として挙げられます。副読本として他の書籍も合わせて持っていた方が、演習スピードは上がると思います。
まあそれでも出来るだけ仕上げていったので、結果発表日までは希望を持ち続けました。
が、結果は冒頭の通り不合格でした(泣)
2年目は以上で終了になります。
3年目
一次試験は一度突破すると、次年度の試験では免除されます。私は2年目に一次試験をパスしましたので、3年目は2次試験から挑戦することが出来ました。
ここでまた二次試験で不合格となると、1次試験からやり直しとなるため大変なことになります。
よって、勉強には早い段階から取り組み……ませんでした(笑)
というのも、2022年3月ごろから今度は転職活動を行ったからです。妻から「もうちょっと田舎生活はしんどい」的なSOSを受信したため、電験よりも転職することが重要になったんですね。
そのため2022年3月~2022年6月ぐらいは転職活動に加え、退職や引っ越しなんかで非常に忙しかったですね。ちょっと言い訳がましいですが、この間は全く勉強しませんでした(笑)
でも転職自体は無事に成功しましたので、良しとします。詳しくは下記の記事をどうぞ! 転職体験記の部分は全て無料で見れるので、ぜひご拝読を!
それで転職で新しい会社に2022年の7月に入社し、今度は新しい環境に慣れるために四苦八苦となります。この間もやはり勉強はしませんでした。生活環境を整えるのに1カ月くらいはかかりましたね。
そうして2022年の8月下旬になり、電験二種の一次試験が実施されたことを受けて、ようやく「さーて、二次試験対策するかあ!」という形で勉強を再開しました。
まったく反省が活かされてない(驚愕)
しかしながら今回は先に挙げた不動先生の完全攻略に加えて、これまた電験二種二次試験ご用達の参考書「これだけシリーズ」を用意しました。
今は新装版が出ているみたいですが、私はこちらの古い「これだけシリーズ」の参考書を副読本として使用しました。
具体的には問題演習を不動先生の完全攻略で行い、よく分かんない所なんかをこれだけシリーズで参照し補ったという形になります。他にも自分用のノートを作ったり、赤シートアプリで暗記や復習を行ったりと工夫を凝らしました。
この辺は別記事にまとめたいと思います。
しかし勉強時間としては、やはり土日も含めて毎日1~2時間程度しか確保できませんでした。小さい子が居ると昼寝の寝かしつけとか、夜お風呂に一緒に入ったり、また夜の寝かしつけ、夜泣き対応なんかで時間が削られてしまいますね。
そんなこんなで2022年11月13日の決戦の日を迎えました。
何の因果かこの日は私の誕生日でした(笑)
結果は……冒頭の通り、電験二種に大勝利という結果になりました(私偉い!)
大事なので再渇!!
いやー良かった良かった!
「スパイラーだけはダメ、スパイラーだけはダメ(組み分け帽子)」
みたいな心持ちだったので、すごく嬉しかったです。
あといいねやお祝いの言葉をツイッターでたくさん頂きました。本当にありがとうございます。それにしても1種と2種の合格者って少ないはずなのに、ツイッターにはたくさん合格報告をする方が居ましたよね。
ここは怖いインターネッツですね……
感想
というわけで3年間にわたる私の電験二種の戦いの記録でした。いうほど勉強していませんでしたが、試験問題との相性が良かったことが大きいと思います。やっぱり受け続けることが大事なんやなって。
合格するまでの詳しい勉強方法は、別記事として挙げたいと思います。需要はあんまりないかもしれませんが。
というわけで、私が電源二種に合格するまでの体験記でした。
それでは、また。
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