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高校数学・物理「エクストリームプラン」の開設(遠隔も歓迎)

はじめに

「エクストリーム」は日本語で「究極」なので誇大広告にならないかとヒヤヒヤしつつもとりあえず良い名前が思いつかなかったのでとりあえずこれでいきます。

2022年5月現在、2名の生徒さんに、「半年間で高校数学を一通り全部終わらせる」という方法で指導しています。一名は、半年後に英語圏の高校に留学、もう一名は、超難関学科志望ということで、コースを開始しており、ハードな内容にも関わらずついてきてくれています。
過去に1名、この方法でお教えした生徒さんがいますが、後に英語圏の高校に留学し、英語圏の名門大学に進学が決まっています。

名付けて「エクストリームプラン」。

といっても、単なるエリート教育や、点を取れれば良い的な促成栽培を行う気はさらさらありません。それではこちらも面白くない。
ていうより、そもそも、ネットや何かで短期間にある分野をマスターすることは今の時代ならそんなに難しくありません。将棋やプログラミング、ゲーム、いくらでもあります。数学や物理でそれができない理由を探す方が難しいです(あえて言うなら学校の授業中がヒマになるくらい)。

目的

(少々荒っぽくても)数学・物理全分野について一通り概念を修得することで、全体像を見渡す目を持ってその後の学習に確信を持って当たることができるようになること」

生徒さんの勉強を見ていると、とにかく課題に追われ、質より量の勉強が割と幅を利かせている気がしています。また、「なぜそうなるか」の説明があまりなく、公式をとにかく覚えてあてはめて解くということが多いと感じています。
もちろん、数学・物理に限らず、ちゃんと問題が解けるようになるには相当数の演習が必要であることは当然です。
しかし、人間は必ず「忘れる」動物です。
忘れないためにはどうするか。それは、あえて暗記はせず、動的なイメージで把握することだと確信しています。「だいたいこんな流れでこういう感じでやったなあ」という感覚が特に数学物理には有効です。そもそも、この分野は覚えることが少なく(もちろん最低限の約束事等は覚えなければなりませんが)、おかげで私の様なモノグサでもなんとかなっています。

学習方針

  1. 開始から半年を目安に高校数学Ⅰ、A、Ⅱ、B、Ⅲを一通り終わらせる(物理なら全分野)

  2. 数学Cの線形代数(行列)も学習する

  3. 学校の教科書のみを使用する

  4. 全ての定理、公式の導出は必ず行う

  5. 暗記することより各分野の基本的な発想やイメージの定着を図る

  6. 授業時の問題演習は例題程度

  7. 分からないところはひとまず飛ばして次へ

説明します。

1.「一通り終わらせる」のは、何事につけ全体像を把握した上で取り組んだ方が迷子にならないからです。少し無理しても一旦高みに登ってから下を見ると、それまで見えなかったものが見えますし、異なったアイデアも出てきます。
それに加えて、本質的な部分に集中して勉強すれば十分可能な方法です。
これは、まず高校数学物理の幹をしっかり作る作業と言ってもいいかも知れません。枝葉や慣れはその後からでも十分間に合うし、実はむしろ、通常の勉強法より遥かに効率が良いと思います。

2.「数学Cまで学習する」理由は、特に理系に進む学生さんが、大学に入ってから初めて行列を扱うというのは、大変困るであろうことが一つ。基本までなら、高校生にも十分理解可能(我々の時代は履修しました)だし、連立方程式との関係、回転行列と複素数などは他の分野とも関連しています。三角関数の加法定理なんかは行列で一発で説明可能ですし。あと、固有値や固有ベクトルなど、楽しい話題も目白押しです。

3.「学校の教科書のみを使用する」のは、まず、数学なんてどの教科書も参考書も書いてあることは同じ(外国も同じでしょう)だからです。いやでも学校からはドリルとか問題集を渡されますが、そんなことより教科書の例題と章末問題に絞ってちゃんと理解する方が無駄なお金もかからないし、そもそも教科書も理解していないのに他のものに手を出しても消化不良になります。大人の商売に踊らされてはいけません。勉強なんてシンプルなものです。

4.「全ての定理、公式の導出は必ず行う」のは、最大の肝になるところです。こちらとしては当たり前にやっていますが、何より最も良い計算練習になることがその理由の一つ。それより何より、訳もわからず当てはめて答えが出ても面白くもなんともない。せっかくの人類の知恵の結晶である数学物理、楽しんでやりたいものではありませんか。

5.「基本的な発想やイメージの定着を図る」というのは、実は「むしろ細かいことは忘れよ」という意味でもあります。人間なんてどうせ細かいことは忘れます。先週金曜日の夕飯のメニューでさえすぐには思い出せません。しかしイメージや雰囲気を掴んだ場合は、意外と忘れないものです。忘れても良い。一回やったことがある、なんとなくで覚えていれば、どうやって思い出して再構築するかだけのことであり、自力で再構築できることが何より大事なことだと思います。

6.例題しかやらないのは、時間が少ないのもありますが、例題には必ず本質が書かれており、また、不必要に大量の計算などはまずないことがその理由です。
その他の問題や章末問題は、例題を捻ったものであり、むしろ例題を参照して自主的に解くべきものです。それは自習に任せます。

エクストリームプランの内容

対象

原則、理系の大学等への進学を希望している高校生で、次の条件を満たす方を対象とします。

  • 数学、物理に興味があり、根本から理解したいと考えている

  • 当塾の理念「暗記しない」「公式の導出を丁寧に」「基礎を徹底的に」に対して共感し、最後まで指導についてくる意志がある

  • 特別な理由(志望学科がそこにしかない、家から通える等)がない限り、(大学名ではなく)学部・学科で志望を考えている

  • 学習方針を理解している

人数

若干名
上限に達したら募集を打ち切りますが、ご相談には応じます。

月謝

 20,000円/月

内容・頻度

  • 大学受験に必要な高校数学・物理全般をお教えします。

  • 原則週1回、特定の曜日・時間の55分間。ただし、月4回、年44回を上限とします。

  • SNSでの質問をお受けします。当方の時間のあるときに返信します。

教材等

 既にお持ちの教科書等を使用します。特に教材は指定しません。ただし、相談には応じます。

応募方法

  1. info@planos.llc にメールをいただくか、Facebookメッセンジャー等でご連絡ください。
    電話は
    05036472893
    です。
    相談は無料です。気軽にどうぞ。

  2. その後、実際、またはGoogle Meetで面談し、詳細をお聞きします。ご本人と保護者の方がご参加ください。

  3. その後は委細面談となります。

最後に

 興味のある方は一度ご連絡ください。
 また、通常の教育相談も無料でお受けしていますので、気軽にお声かけください。


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