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自発的に動きたくなるコーチングテクニックの秘密

こんにちは、もたです。

私には法人、個人問わず
業務支援から人材紹介まで
様々な方のコンサルをしています。

今回の投稿では、コーチングを活かした
ある転職エピソードをお伝えします。

特に注目するべき内容は
コーチングによって、

本人が気づいていない強みを
発掘する方法です。

では、始めていきます。

相談者さんが結果よりも期待されること

転職希望の相談者さんと
ヒアリング時に意識していることが
傾聴です。

相談者さんもご自身の人生が
かかっているので、

「何としてもお役に立ちたい」
と考えています。

事前に書面にて
プロフィールのことを伺っていますが、

いざ会社紹介するときには
私からの連絡になりますので

お伝えするようにするためには、
実際にお会いして

・ご自身さえも気が付かない部分
 (長所、良いところ)

を見つけるようと
心がけています。

出会ってからすぐに本題に入るのではなく
雑談も交えながらお話を伺っていました。
 
また、あまりこちらからお話はせずに
その方から何か聞きたいことについての
質問があったときにお話しを
するようにしました。

相談者さんの満足度を最大値にできたワケ

結論から言えば、残念ながら
相談者さんは企業から不採用の通知を
受け取りましたが、

その結果とは裏腹に相談者さんは
非常に明るかったんですね。

伺ってみたところ、私とのお話しを通して

「新しい自分の強みに
 気づけたことがよかった」

とおっしゃってくださいました。

私も意識してお話ししたというよりは
ほんとにその方のお話しが面白くて
ずっと聞いていたので、

「こういう道もありますよ」

と一言添えたぐらいだったのですが
以前行った説明内容も覚えておられまして
 
不採用だったのに、むしろ
ありがとうの言葉までいただきました。

私も初めてのことだったので
とても嬉しかったです。

お互いのモチベーションを躍動させる
コーチングの相乗効果とは?

この事例の中にも
コーチングは活用されています。

コーチングは相手のモチベーションを
高めることが目的です。

相談者が成果を上げることで
コーチの実力が判断されがちですが、

どれだけ相手のモチベーションを
高められるのか、

ここが一番のポイントになります。

先ほどの事例でも、相談者さんは
不採用ではあったけれども、

自分の方向性や新しい強みが見つかり、
高いモチベーションを持って行動に
移ってもらうことができました。

ただなんとなく会話していただけでは
自発的な行動を促すことができません。

先ほどの事例をもう一度
よく読み返してほしいのですが、

この一連の流れには理由があります。

これさえ頭に入れておけば
わざわざコーチングを学ぶ時間を
割くことはありません。

すぐに実践してもらえるようになるので
今日から職場でも家庭でも
その効果を体験してもらえます。

クライアントさんに自発的な行動を
とってもらう方法とは?

コーチングは、聞くこと、話すこと
「8:2」の割合です。

聞くことで相談者との信頼関係を築き、
質問することで問題を深掘りしていきます。

聞くことで大切なのが、
共感して傾聴することです。

相談者が抱える悩みを解決することが
最終的なゴールになりますが、

そのためにも出来るだけ多くのことを
引き出してあげるのが
聞くことの目的です。

相談者から出てくる言葉を
多く引き出すことは、

問題解決だけでなく
その後のモチベーションにも
影響していきます。

今回の事例で言えば、
転職するというゴールに対して

・どんなスキルがあるのか
・これまでの経歴
・自分が会社に貢献できる強み

など知っておくべき情報が
たくさんありました。

自分で自分を客観視するのと
他人目線で客観視するのとでは
見える景色が変わってきます。

結果的には、私が紹介した企業には
就職できませんでしたが、

ヒアリングを続けてことで
相談者さんも気づいていなかった
企業に需要がある新しい強みを
発見することができました。

たしかに採用はされませんでしたが
今回のヒアリングで新しい気づきを得られたので

相談者さんも
モチベーションが高まった状態で
次の採用面接に臨むことができます。

ここまでも難しいことは
一切していません。

相手が気づいていない光るモノを
コーチが引き出して上げて
それを伝えていくだけです。

コーチングって意外と簡単で
成果が出やすいので、

傾聴スキルや質問力を磨いていくことで
企業も手が出るほど欲しがられる
スキルでもあります。

これからも僕の投稿では
コーチングに関する知識や経験談を
お伝えしていきます。

次回の投稿もお楽しみに!

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