祝儀考

今更ながら、noteを始めてみる。
ストリップ関係で記事は見てたけど。
と言うより、アカを作らないとサポートできないから、アカを作った。

なので、最初は芸人への祝儀について書いてみよう。

私の趣味は、落語を聞きに行くことと、ストリップを見ること。
寄席(落語定席)やストリップ劇場に行くと、祝儀(ストリップだと「チップ」だけど)を渡す機会を目にすることがある。
寄席だと、一席を終えた後に高座にいる芸人に渡す・楽屋を訪ねる。(私は祝儀を渡すためには楽屋を訪ねたことは無いけど)
ストリップ劇場だと、「オープンショー」でチップを渡す。
祝儀を渡すにも、それぞれルールがあることがわかる。

昨今のコロナ騒ぎで、寄席も、ストリップ劇場も開いてない。
なので、祝儀を渡す機会が無い。
ネット上のサービスを活用してる人もいるけど、はっきり言って、それは少数。
ただでさえ、舞台が無いことでギャラも無いという問題もありますが。

ほんとはこんなこと言うと野暮だけど、色んな人に祝儀渡してきた。
誕生日の師匠だったり、病から復帰した師匠。二つ目に成り立ての落語家(ご丁寧に手拭い頂くことも。)一旦辞めた後、別の門下で前座からやり直してる落語家。
落語家で祝儀渡して、握手してきた人は、笑福亭鶴瓶師匠だけですが。大柄の師匠ですが、手も大きかった。

踊り子さんも反応は様々。握手はみんなするけど、おっぱいで挟む人も多い。
チップを渡して、演目について質問したら、「フィナーレまで待ってて」と言うので、その通り待ってたら、ステージ写真に回答とサインを書いて渡されたことも。 (そんなつもりで聞いてないから、すぐに礼状送りました)

よく、トラブって飛んだアイドルに「使った金返せ」と言ってる客がいるけど、あれこそ、野暮の極み。
芸人に渡した金を返せなんて言っちゃいけない。
文七元結(落語の演目)のように、「出した金を引っ込めるのは恥」というのは、芸能の世界では今も生きてる。

応援したい人に直接物を渡せる文化は、コロナ騒動の後も残ってほしい。

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