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【セミナー開催レポート】福島県中小企業診断協会様と共催でDXセミナーを開催

みなさん、こんにちは!プレイノベーションの石井です。

今回は2023年5月19日(金)に開催したセミナー「デジタル技術を活用した成長戦略〜地域産業の多面的かつ多次元的なDX推進を目指して〜」についてご報告します。

当日ご登壇頂いた皆様

本セミナーは福島県中小企業診断協会(本社:福島県福島市、会長:渡辺正彦、以下診断協会)より設立されたDX推進委員会(以下本委員会)とプレイノベーションの共催で実施いたしました。

メインパートであるクロストークセッションでは福島県内の地域自動車産業を代表して2社4名の方にご登壇いただき、現状の課題や現在進行形で取り組んでいるDXの取り組み、今後の展望について意見交換を繰り広げていただきました。

本記事ではその様子をご報告します。

DX推進委員会設立の経緯と想い

冒頭の主催者挨拶では、診断協会の渡辺会長より本委員会設立の背景についてのお話がありました。

日々変わっていく経営環境や第4次産業革命の時代の中で、中小企業や小規模事業者が成長していけるよう支援していくという診断協会のミッション実現のに向けて、新たな経営支援の分野としてDXに焦点を当て本格稼働していくために本委員会が設立することになった経緯をご説明いただきました。

渡辺会長のお話からは東日本大震災の影響や様々な経営環境の変化、各企業毎の細かい課題を1つひとつ解決し、この福島を良くしていきたい!という強い熱意が伝わってきました。

福島への想いを熱弁する渡辺会長

地域自動車産業 × DX

クロストークセッションでは福島県内の地域自動車産業を代表して2社4名の方にご登壇いただきました。

一社目はエスビー商会様です。福島県中通りを中心に自動車部品及び機械工具の販売、自動車ガラス交換、エーミング、ガラスリペア、各種電装品の取付などを事業を生業にされている企業様です。

エスビー商会様のDXの取り組みとして、自社だけではなくお取引先も含めてまだまだ最大化できていない「タイヤ販売強化」に着目し、従来の煩雑になっていた販売フローを超スムーズに改善できる独自開発システム「タイヤdeGO」についてご紹介いただきました。

ご興味のある方は是非こちらをご覧ください!

二社目の企業様がオートデンソーマルヤマ様です。全国に約700拠点あるDENSOサービスステーションのうち3拠点(郡山、白河、会津)を担当しており、自動車用品販売やカーナビ・ドライブレコーダーなどの用品取付、カーエアコンなどの電装品修理を事業としている郡山市の企業。昭和23年に創業し、今年で75周年を迎える老舗企業様です。

数年前まではガラケーを使用している社員が多く、知識的にもDXに取り組むどころの話ではなかったとのこと。

まずは取り組みの第一歩として、全員にスマートフォンを支給されたところ、当初は使い慣れないとの声も多く挙がったそうですが、最新技術の話題を日々の朝礼の中で少しずつ取り入れたり、DXに取り組む理由やこれによってどう変化するのかなどを丁寧に現場に説明するなどして少しずつ地道な努力を重ねてDXの意義を浸透させていったそうです。
現在ではグループウェアの導入により社内で情報が共有され、生産性向上がはかられています。

クロストークの様子

DX推進プラン策定プログラム「デジビズ」

本セミナーの最後に、弊社代表の菅家からDXP推進プラン策定プログラム「デジビズ」のご案内もさせていただきました。

デジビズは「DXと言っても何をしたら良いか分からない」「どこから手をつけたら良いか分からない」といった企業様のお悩みを解決するプログラムです。

お客様の現状・課題を一緒に紐解いていきながら、改善点を抽出した上で、お客様の状況に寄り添った現実的で具体的なDX推進プランの策定を実現してまいります。

さいごに

プレイノベーションでは今回のようなセミナーの機会を今後も継続的に設けていきたいと考えております。セミナーのテーマなどでご希望がある方は、弊社お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

また、プレイノベーションでは一緒に働く仲間を現在募集中です!
福島を拠点に地元企業のDXを推進する挑戦にご興味ある方がいらっしゃれば、募集要項に載っていない職種でもお気軽にお問合せください。


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