スクリーンショット_2019-05-25_22

読む時間

"いまこの瞬間この地球という星の上で いったい何人の女や男が子どもや老人が 紙の上の文字を読んでいるのだろう"と詩人の谷川俊太郎が詩を寄せたハンガリー出身の写真家による本書は、憂鬱になりがちな月曜日に、通勤や通学途上で本を読む人全てに時間を越えた対話を提案してくれる。‬

個人的には、名古屋の某有名書店の名前が本書から拝借されたくらいの知識はあったものの、肝心の写真については、本書を通じて初めて拝見したわけですが、1928年から1970年代までの世界各地で、様々に本を読んでいる人たちの姿からは、ページをめくる度に、読書に静寂を求められるような、エールを贈られてるような不思議な時代を超越した感覚をもたらしてくれました。

全ての本好きに、そして構図にこだわる写真好きな誰かにオススメ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?