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子どもたちに伝えたいこと

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子どもたちにただ読んだり伝えたり それだけじゃもったいない ちゃんと意味とか教訓とか大事にしているものや学ぶものを意識しながら伝えられるように クリエイターさん達の素敵な物語とか…
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子どもたちに伝えたいこと

< 目次 > ※ 中身は随時更新致します。 ○ 昔話に学ぶシリーズ 0:田舎のねずみ街のねずみ 1:桃太郎 2:一匹のいもむし 3:ねずみのすもう 4:一寸法師 5:はなさかじいさん 6:ライオンとねずみ 7:カエルと姉妹 8:おむすびころりん 9:マッチ売りの少女 10:つるのおんがえし a:おおきなかぶ b:ゆきおんな c:したきりすずめ d:ヘンゼルとグレーテル e:うさぎとかえる f:金の斧 銀の斧 g:3まいのおふだ h:蜘蛛

昔話に学ぶ《へ》

『サルの生き肝』 そんなタイトルのお話があるのだよ グロい なんだか気持ちの悪いタイトル インディージョーンズで 猿の脳みその料理を出されたシーンくらい 異文化に引くようなお話だろか ともかく内容は以下、、、 むかしむかし、 竜宮城には 龍王さまや魚たちが楽しく暮らしていました。 その頃、 海老の腰はまっすぐで、 カニは前に歩くことができ、 亀の甲羅には割れ目が無く、 タコには骨があって歩くことができました。 ある時、 お姫さまが妊娠して

それは正解?正義?

誰かの正解や誰かの正義によって 違う誰かが否定されたり、悪とされたり そんな場合が世の中にはたくさんある。 何が正しくて何が正しくないのか それは大衆や集団のマジョリティーで 意見が通りやすいのと 多勢に無勢でマイノリティーが弱くなるから。 ここ数年 悪役(ヴィラン)側を ピックアップした作品を目にすることがある 昔からあったのかもしれないけれど 気にかけていなかった私がいただけだと思う。 大ヒットした『鬼滅の刃』 最終回終わった後も人気は続いている

昔話に学ぶ《い》

むかしむかしあるところに、 人間に飼われた1匹のロバがいました。 ロバは働き者でしたが 年を取って力が出なくなり、 働くことができなくなってしまいました。 そこで 主人は 働けなくなったロバに 餌をやらなくなってしまいました。 ロバは ここにいても死んでしまうだけだと思い、 思い切って主人の元を飛び出しました。 ブレーメンという街に行けば、 動物の音楽隊があり、 ロバもその音楽隊に雇ってもらおう と思ったのです。 ロバ1匹の長い旅が始まります。

昔話に学ぶ⑩

さぁ。今日はどうしようかな。 どんな話にしようかな。 『つるのおんがえし』 かなりオーソドックスなお話。 ストーリーも簡単だし 子ども達もスッと入るお話。 でも、おかしな部分も多々ある。 とりあえずあらすじ... むかしむかし、 貧しいですが心の優しい おじいさんとおばあさんがいました。 ある寒い雪の日、 おじいさんは町へ たきぎを売りに出かけたところ、 田んぼの中で罠にかかった 一羽の鶴を助けました。   その夜、 おじいさんがおばあさんに

メリーさんの羊

これまでしてきた 昔話に学ぶ 色々深読みしてみたけど 今回は趣向を変えて 童謡に学んでみた をしてみようと思うんだけど いかがかな? 試験的だからね お試しだから 軽いノリで素通りして下さい。 童謡って言っても 音楽のスペシャリストでもないから 着目するのは歌詞のみ 曲に当て込んだ詞だから 字足らずのこともあるけれど 意味だったり、意図だったり 作詞家が伝えたいことは 絶対にあるはず。 メリーさんのひつじ ひつじ可愛いよね モコモコで

昔話に学ぶ《b》

昔話に学ぶシリーズも13作目… 物語やことわざ含めたら 実質、16作目となりました。 下書き保存されている物語たちも 途中だらけですが溜まってきてる... 初めてリクエスト頂いたので お応え出来ればと思います。 嬉しくて、少々浮かれております。 今回リクエスト頂いたのは 「ゆきおんな」 妖怪として取り扱われている雪女 別名、 「ユキムスメ」、「ユキオナゴ」、「雪女郎」 「ユキアネサ」、「雪オンバ」、「雪ンバ」 「雪降り婆」、「ツララオンナ」 「カ