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子どもたちに伝えたいこと

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子どもたちにただ読んだり伝えたり それだけじゃもったいない ちゃんと意味とか教訓とか大事にしているものや学ぶものを意識しながら伝えられるように クリエイターさん達の素敵な物語とか…
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2021年10月の記事一覧

昔話を作ってみよう

ノートを巡っていると 素敵な創作昔話に出会える 可愛いお話 考えさせられるお話 色々ある 子ども達に本読みするのも 最近は本の通りに読むよりも 子ども達とストーリーを作っていく方が 楽しくなっちゃうことが多い この際、新しい物語を 作ってみようと思う。 誰が? そう。 彼に作ってもらおう。 私の可愛い長男坊 あ。これは2歳の頃の彼。 今は 街中でちょっとTの物を発見したら すぐにTT兄弟になってしまう そんな4歳の彼 母と父を描いて喜ば

昔話に学ぶ《な》

ついに60作品目に達する 昔話に学ぶシリーズ さぁ今日は何のお話を深読みしようか 今日は グリム童話から 『寿命』 なんていかがかな 非常に端的で 堅苦しい題名 重たい苦しいお話 のように思えるね 内容は以下… 天地創造ののち、 神さまは 寿命として 全ての生き物に30年をお与えになった。 あるところに ロバがやってきて 自分の寿命は何年かとたずねた。 神さまが30年はどうかというと、 ロバは、 荷物の運搬動物として 他の者たちにパ

昔話に学ぶ《と》

『星の銀貨』 という話をご存じだろうか グリム童話の一つ 僕の大好きなお話の一つなのだが このお話 大人になって読むと 福祉の基盤が隠されているように 思えるのは僕だけなんだろうか 内容は以下… 昔むかし 父も母も亡くなった 小さな女の子がいました。 とても貧しかったので もう住む部屋も、 眠るベッドもなくなり、 とうとう着ている服と、 手に持っている情け深い人がくれた 少しのパンだけになりました。 それでも、 この子は 善良で信心深い

昔話に学ぶ《て》

今日はリトアニアのお話 ヨーロッパ北東部にある共和国。正式国名はリトアニア共和国。 かつてはリトアニア・ソビエト社会主義共和国として、旧ソビエト連邦の構成共和国だったが、1991年9月に独立。ラトビア、ベラルーシ、ポーランド、ロシア連邦の飛び地カリーニングラード州と国境を接し、西はバルト海に面する。ラトビア、エストニアとともにバルト三国とよばれる。 バルト三国!聞いたことある! 歴史に無頓着で全く持って興味がなかった僕でも かすかに覚えているワード。 そんなリトア

昔話に学ぶ《つ》

今日はどの話をしようかな カメになったわけじゃないんだからは 面白かったな カメの話、カメの話… あ!カメの話を探してた。 今日は イギリスの昔話… 『カメの遠足』 結果、カメの話。 これはたまたま まぁ、見てってよ。 内容は以下… むかしむかし あるところに カメの一家が住んでいました。 お父さんガメと、お母さんガメと、 男の子のカメの三匹です。 今日は 青い空に白い雲がポッカリと浮かんでいる、 とても暖かい日でした。 「こんなにいい

昔話に学ぶ《ち》

noteを巡っていると 昔話を扱っている方はたくさんいて 僕の知らないお話もあって 非常に勉強になる こちらの方も 面白いお話を 紹介して下さっている。 『かめのせなかはなぜまるい』 ルーマニアの昔話らしい 内容は以下… むかし、 あるところの、 森の中に おばあさんと小さな娘が暮らしていました。 ある日、二人の旅人がやってきて、 「パンを食べさせてください」 と頼みました。 二人は粉をこねてパンを作ります。 大きなかたまりと小さなかたまり