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子どもたちに伝えたいこと

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子どもたちにただ読んだり伝えたり それだけじゃもったいない ちゃんと意味とか教訓とか大事にしているものや学ぶものを意識しながら伝えられるように クリエイターさん達の素敵な物語とか…
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2021年9月の記事一覧

昔話に学ぶ《た》

昔話は 日本だけじゃない 世界にも 各国の語り継がれる昔話がある 今日はザンビアの物語 『うさぎのツノ』 むかしむかし、 ゾウが宴会を開こうと思いつきました。 そこでビールやごちそうの用意をすると、 獣たちを呼んで言いました。 「このビールは、  ツノのあるものだけに飲ませてやる。  ツノのないものはダメだ。」 獣たちはゾウを怖がっていたので、 皆大人しく言うことを聞きました。 けれども、 ウサギは自分にツノのないのが 残念でなりません。

つながらないもの

有限会社〇〇〇〇に約11万個のペットボトルキャップを寄付しました。  現在、世界では1日4,000人、20秒に1人の赤ちゃんや子供たちがワクチンがない為に命を落としています。ペットボトルキャップを430個集めると10円に変わり、ポリオワクチン20円/人分、すなわちキャップ860個集めることで、1人の子どもの命を救うことができます。  キャップの回収協力にあたり、〇〇小学校、××中学校、△△小学校、□□中学校の生徒・先生のみなさまありがとうございました。これにより、約120

昔話に学ぶ《そ》

さぁさぁ お久しぶりの昔話に学ぶ 今日は何を読もうかな 何を読み直そうかな。 あ。ついこの前、就労移行支援で 扱った物語を読み直してみよう。 『3人のレンガ職人』 イソップ物語の一つ 数ある3シリーズの中でも あまり知られていない物語ではなかろうか 内容は以下… 世界中をまわっている旅人が ある町外れの一本道を歩いていると 一人の男が 道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。 旅人は その男のそばに立ち止まって 「ここで一体何をしているので

ちょいと勉強してみましょうか

世間は忙しく 絶え間なく動いている あらゆるものは多様化し 情報は日々増え、流れている。 毎日を過ごす中で 学生時代勉強したものに ふと触れる時もあれば まったく触れずに終わることがある 触れずにいたとしても 大事にすべきことは 改めて思い出してみたり 勉強しなおしたり そんな時間も重要だったりするのかな。 今日は人権について考えてみよう。 人権とは、「すべての人々が生命と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」あるいは「人間が人間らしく生きる