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千里の道も一歩から【本:「好かれる女」の47のルール】

今から10年程前は、読んだ本は全部ワードにメモしてファイルに入れていた。そのファイルがまだ100本くらい残っていて、どうしてもそのメモしたものをどこかでアウトプットしていかないと、メモが活用できていない気がして、noteへと掘り出しては、自分と向き合っている。

今でこそ、「好かれる女」「ルール」「好かれる力」とかっていう言葉を聞いた途端に「けっ」って思ったり(笑)、「こんなルール本なんてもんがあるから、周りの目気にして不幸になるだけなんだよ日本社会」「なんで他人に『好かれる』ルール決められないといけないのか」って思うし、紆余曲折しながら最終的に「自分が好きな自分を生きる」に辿り着いたけれど、ルール本に埋もれていた10年前に読んだ本でも、少しは「自分は成長した」ということが学べて、性別関係なく周りの友人たちを見ていて、自然と行動している人々がいて、改めて尊敬した。

・ひとつのことに「夢中になれる女」
他人の苦労や努力に思いを馳せることができるのは、やはり、その人自身にも何かに熱中しているから。そのような人たちは、他人からの評価を目標とするのではなく、自分で設定した目標に向かって努力している。

・「人を好きになれる女」は好かれる
いつも男性のいいところ探しをしている女性になら、相手もそれを察知しえ、それまで隠れていた彼の魅力を見せてくれるようになる

・女性にとって、男性と食事をする時は相手を観察するチャンス。分不相応なまでの高級店ばかりに連れて行く男性には、要注意。見栄っ張りで、金銭感覚が欠如している可能性がある。女性の好みを聞いてくれるか、どの程度の値段の店に行こうとするか、店の人への態度はどうか等。どんな相手にも好感をもたれるのは、その場の雰囲気に合わせて何でもおいしそうに食べる女性。食べ物の好みがよく合うカップルは長続きする。

・オフの日こそ、おしゃれにこだわる
季節感を大事に。色や素材で、季節に合わせて違う自分を演出できる女性は、どれだけ一緒にいても見飽きることがない。

・恋をしたら、ストレートに好きと伝える
タイミングを計る。あと、意外に大きな力となるのが、まわりを味方につけること。男性は、女性が思っている以上に、まわりの目を気にしている。

・仕事でもパートナーにしたい「任せてくれる女」
全てを自分でやらなくてはと思うのは、周囲の人を信頼していないから。誰をも信頼できない人間は、誰からも信頼されない。

・ときには遠くから見守る優しさも必要
人に親切にする時は、まず相手の立場に立って、相手が何を望んでいるか考えるべき

・人を褒めることを忘れない
「あら探し」の得意な人との付き合いは、嫌な思いをする。嫌いな人からもいい点を見つけ、意識的にそれを褒める訓練を。

・昨日より明日のことを考えられる
その時点で考えうる最良の決断を、自分自身で下す

立ち直ったあとには、昔の考えとはまったく違う考えを持った自分がいても、一向にかまわない。過去に見切りをつけるということは、退路を断って進むということにつながる。過去に気持ちの逃げ道をつくっている人は、肝が据わっておらず、物事に全力で取り組もうとはしない。自分で決断し、失敗したと思ったら、見切りをつける。このシンプルな法則が自然と身についている女性は、誰の目にも魅力的に見える。

・人の話を黙って聞ける人
一緒にいて楽しいのは「明るい」「面白い」「やさしい」人。実際に結婚する人は「信頼できる」「聞き上手」「安心感がある」人。

・何回か相手の名前を呼び掛けられる人
一度第一印象が出来上がると、次からは、この第一印象に合わせた「対人認知」が始まる。

➡日本人の最初の会話として、名前の確認とかどのように呼べばいいのかとか、あまり聞かないな、とふと思う。あれだけ海外では、当たり前のように名前は聞くのに。そして、彼らの暗記力はすごいと思う。というか、興味ある人の名前は覚えるよね。人に興味があるか、無いかなんだろうな結局のところ。「人の名前、すぐ忘れるんだよねー」って言っていたのは、「あなたには興味ないんだよねー」って言っているのと同じだったのかも。

・誰とでもすぐに打ち解けられる人
人は、共通点がある相手に対して、まず親近感を抱く。こちらから質問して教えてもらうくらいの気持ちがあればよい。

・答えをイエス、ノーで限定せず、「何を」「どうやって」など、相手に具体的に答えさせていく質問は、「オープンクエッション」と呼ばれる。初対面の人と話す時は、相手から具体的な話を引き出す、このクエッションを試すと良い。

・褒められたら、素直に「ありがとう」と言う

➡素直にありがとうという。これは、本当に謙遜の日本社会でそのように育つのは難しい。

・自分の好きなことに関して語る時には、瞳孔が大きくなる。自慢話で終わらず、会話で楽しめる人になる。利き手を主体にした話し方をする。

・大切な場面ではゆっくりしゃべること。

・「社会的スキル」を「運動スキル」と同じ技術論として考えれば、人とのコミュニケーションも、訓練して慣れれば自然と上手くなる。

・相手への不満は、ストレートに主張しない
不満や怒りの気持ちを込めて自己主張してしまうと、相手は喧嘩を売られたと感じて、好戦的な態度をとるようになる。「あなたは」ではなく、「私はこうしてほしい」といったように、できるだけ主観を使うようにすれば、非難の意味合いはなくなり、「こうしてほしいい」という依頼の言葉にかわる。「私は○○してくれたら、もっとうれしい」という肯定的な感情を前面に出して依頼すると、より相手に受け入れられやすくなる。

・「励ましの言葉」に多大な期待をかけない
万が一上手くいかなくても、愛し続けるという気持ちを伝える。

・誰でも彼でも愛嬌を振りまく女性より、仕事相手との距離感、友達との距離感、恋人との距離感を区別できる女性のほうが、結局はいい人間関係を築けるもの。

・男の強がりには、気付かないふりをする
男性というのは、プライドの高い生き物。プライド(自尊心)は、自分はほかの人とは違う何か特別なものを持っていると信じ、自分の品位を保とうとする心。もし、男性が自分の失敗にイライラしているときには、女性は男性の弱い部分をしっかり受け止めてあげてほしい。やさしく手をさしのべるのではなく、強がっているとわかっていても、黙って気付かないふりをしてあげる。

・男性が強がるとき、相手に望むことは、放っておいてほしいということ。

・「プレゼントは何が欲しい?」と聞かれたら
「あなたが選んでくれたものが欲しい」等と答えるか、買ってもらいたいものがあれば、例えば雑誌を見ながら、「このバッグがかわいい」等とさりげなく彼に自分が欲しがっていることをアピールする。相手に決定を委ねながら、自分の欲しいものを得る、もっとも基本的なテクニックの一つである。

・大人の女のわがままに、男は弱い
男と女の間では、恋のスピードにずれがあると言われている。男性のほうが恋に落ちるのが早くてアタックを開始する。ところが、やっとの思いで女性を口説き落とした頃には、男性の気持ちはピークに達していて、女性が恋を実感しはじめた時にはすでに男性の恋心は冷め始めている。もっと彼の気持ちの深いところに入り込みたいなら、意表を突く行動をとってみるといい。ときには、不安定な気持ちを見せてもいいし、わがままになってもいい。いつもはしっかりしている女性ほど、彼を驚かせることになる。実は、男性は、女性に振り回され、翻弄されるような状況も、嫌いではない。

・男性は女性に比べて、自分の気持ちを表現することが苦手である。そもそも自分の悩みや弱みをなるべく人には見せたくないと考えている為、なかなか本音を語ろうとはしない。一方女性は、恋人や夫を大切に思えば思うほど、相手といつも一緒にいたいと願い、その日一日の自分の出来事や、思っていることを残らず聞いてもらいたいと思う。話を聞いてもらうことが相手との関係をより深いものにすると考えているから。男性が一人になりたいのは、妻や恋人に問題があるのではなく、自分が一人になってリラックスしたい、と思っているだけにすぎない。

・男性でも女性でも、人の話を聞く時にはまず受け身になり、相手が話をしやすいように相槌を打ってあげれば、相手は話がしやすくなる。

・二人で別々の時間を過ごすという選択
動物の欲望は、食欲と性欲と睡眠欲の3つ。人間はその他にも権力が欲しい、金持ちになりたい、面白いものが見たい等といった「非日常の楽しみ」欲もある。だが、どちらにより重点を置くかは、人によって異なる。別行動になってもいいから、それぞれの楽しみを追及すればよい。自分の知らない世界を持っている相手は、魅力的に見えるもの。

・親しくなりたい相手がいたら、会話の中に「私たち」という言葉を入れる。共に苦労をした相手には仲間意識がわき、大切にしようという思いが強くなる

➡これは、海外の友人がよく使っている言葉で、主語がずっと "We" といって話す。最初は、"I" にしたらよいじゃん、とか、それ私も入ってるん?ってわざわざ聞いていたけれど、なんか最近は、その響きがよくて聞いている。そして、自分も使うようになった。


・自分のゆるぎない価値観を持ち、心から満足している人は、他人のことがあまり気にならない。すべてにおいて、人と自分を比べることに、無駄なエネルギーを費やさないことが大切。

➡弱い人は、そうやって、ゆるぎない価値観を持った人々を周りにつけると良い気がする。環境をまず、自分に合ったものに変えていく。異動するとか、引越しするとか、それで学ぶ。無駄なエネルギーは本当にもったいない。

・自己防衛や劣等感の強い人というのは、負けず嫌いで負け惜しみを言う、負けを認めないといった行動をとることが多い。他人と比較して、人より上に立つことばかりに固執すると、勝つことで喜びや達成感を得るよりも、ただ負けることを恐れる気持ちばかりが大きくなってしまう

・気持ちの切り替えが大切
自分の抱える問題が、自分で努力すれば克服できる程度ならば、それについてかかりきりになって考えたり、行動したりすることは有効である。しかし、私たちが出会う困難の中には、自分ひとりの力ではどうにもならないようなこともある。そんな場合には頑張っても効果がない。強い精神力を持っているかのように見える人は、そのことを知っている。

・気分転換の手段として、行動的な人にはスポーツが一番。

以上。改めてメモを読み返して思うけれど、これって別に性別関係無い気がする。ゆるぎない価値観って、私にとっては日本社会を出ないと得られないものだったし、こうやって読み返していて、周りに素敵な人々がいることが素敵だなって思うし、自分が好きな自分を生きることを続けられている自分にも感謝。

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