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批判する頭の良さより、惚れ込む感性【本:仕事。】

『世界から猫が消えたなら』『億男』などの小説を書いた川村元気氏が、「仕事とは」を12名にインタビューした1年間の記録。

OECDの2019年の調査で「日本人の読解力が大幅に下がった」と言われる中で、やはり川村氏の壮大な思想や哲学満載の質問の数々。だからこそ返ってくる答えもきっと深くて本質的なんだろうなーと思いながら。

インタビュー時の質問例

どうやって最初のチャンスをつかみましたか?
子どもができた後、働き方は変わりましたか?
仕事における理想のチームとは、どんなものでしょうか?
30代の「仕事をするうえでのルール」とは何でしたか?
考えてから動きますか?動いてから考えますか?
「やりたいこと」って、どうやったら見つかりますか?
今の自分の成功を、若い頃にイメージできていましたか?
どうしたら自分独自の仕事ができますか?
人は何に感動するのでしょうか?
日本はどういう国だと思いますか?
自分を見失わないために何を心がけていますか?
時代の一歩先をいくコツは?
仕事と生活のバランスをどうとっていますか?
アイデアを思いついたときに、どう人に伝えますか?
本当に追い詰められたとき、どうしますか?
知性と感性のバランスをどう考えていますか?
評価につながりそうにない仕事でもやるべきですか?
自分を変えたいときに、何をしたらよいのでしょうか?
なぜ勉強する必要があるのでしょうか?
ライバルは誰ですか?

・批判する頭の良さより、惚れ込む感性

・やるべきことは自分の原体験の中にしかない。そこからは自分に飽きないこと

・忙しいとか自分の夢を理由にして目の前の相手と向き合わないでずるずる一人でいると、どこかで人間性が損なわれていくと思う

・どこにいてもソロで生きられる力をつけること。新たなパーティに誘われたときに、参加できる力を身につけておくこと

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・子供の頃の原体験があって、さらに20代までの経験でやるべきことが決まっている

・自分の見たい景色に近づける

・下積みをしておかないと、長続きしない

・自分が何に感動していたのかを、ゼロに戻って考え直す

・直近ではなく、20年後に何がやりたいかを見つめる

・高い密度で、物を考えてやり続ける

・「人間を信じる」をテーマにした人生。混ざり続ける。

・リスクばかり考えず、「どうやって生きるか」を面白くやれ

・知性や知識ではなく、感覚や経験で観る

・今、いちばん欲しいものは「信用できる人間」もしくは「人間を信用できる自分」なのかもしれない

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・人は生きていることにも飽きてくる 

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