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日本人よ、「自分の休ませ方」を知ってくれ

パスポート保有率17.8%の日本の「少数派国民」ですが、出入国スタンプが多すぎて、いつも空港職員が該当ページを探すのに時間かかっているので、カウンター越しに、「ビザはここに、出国スタンプは〇〇頁にありますよ」とお伝えすることが多いインド駐在日本人。

あれ、全世界で1頁から押すという決まりを作らないのかな?まぁ、空港によっては自動化ゲートで入国が瞬時にできるようになった今は便利だけれど、やっぱりあのスタンプが押される瞬間は、入国したって感じがするしなー。今年は、身心共により身軽に、あらゆる境界を越えていきたいな。

そんなこんなで迎えた2024年。日本は、元旦から地震、そして本日は飛行機の炎上という大災害に見舞われていますが、それでもここぞというときの予防策や人災の最小化には驚くばかり。

さて。#かなえたい夢、というテーマがあった。年始は、#BUCKET LISTや#今年やりたいことを考えたり、とにかく振り返ってまた更新していく作業に向いている時期なんだろうな。

BUCKET LISTを考える方法まで細かく伝授してくれていた。

偶然見つけた、『33歳OL、本気で「星野リゾート」全制覇を目指すことにしました』という記事が、素敵だった。

超閑散期に予約して、とにかく部屋でゴロゴロするという「手法」は、本当に、時間を味方につけた「贅沢」だとめーーーっちゃ同感!

これが、普段から、ただひたすら旅をしていて高級宿を周っているのとは違って、頭使って日々節約しながら、本物を体験するというエネルギーは、とてつもなくQOLが高いよね。

ホーチミンのホテルにて

思った。私の#かなえたい夢は、あえて「自分自身の休ませ方」を知っている日本人を増やすことかもしれない。インドのチェンナイや周辺都市・各国のホテルに滞在しているとき、私の場合は、旅行・建築・本・デザイン関係の新聞記事とか雑誌、機内情報誌とか全部を広げて眺める瞬間とか、最幸時間。食事は、徒歩圏内の路面店で購入した20,00VND(110円程)とか150ルピー(250 円程)のテイクアウェイで充分なのだ。

日本人よ、テレワークしなくていいから。そのテレワークしている姿をSNSにもあげなくていいから。もっというと、パソコンやアイパッド無しで、どっかに籠っても良い。とにかく、休んでほしい。休みまくってゴロゴロしている自由さを、何もしないことに対する誇りを、もっと自由に広げてほしい。

休め方っていっても、何もアロマとかヨガとか、これまた何かを追加する必要も無いのだと思う。

この世の中で、自分にとっての幸せや、自分自身を鼓舞する手段、あと自分を休ませる方法を知っている人々は最強だと思う。そして、若手社員だとすると、そういう「自分の休み方・他人の休ませ方」を知っている上司だと、それだけで最高の職場だと思う。(その権利をどう使うかは、自分次第)

休みまくっている私に、上司が伝えた言葉。

「時間の使い方が上手いね!」
「旅行って、行先考えているときも面白いよね~」

同僚が伝えた言葉。

「いつの間にウズベキスタン行ってたの!」
「自分も行こうと狙っていたけれど、マルタ島にいたわ」

最高。

人が人生を終えるときに後悔すること

「自分に正直な人生を生きればよかった」
「他人がどう思うか気にしなければ良かった」

大事なのは、
『あなたが』どうしたいか
『あなたが』何をしたいのか
『あなたが』どんな人生を生きたいか。

「幸せをもっとかみ締めて生きるべきだった」

まず、自分にとっての幸せの『定義』を明確化すること。

「もっと思い切って冒険すればよかった」
「自分を大切にすればよかった」
「もっと旅をすればよかった」
「もっとたくさん恋愛をすればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」

・・・なんか、これ総じて思うのが、義務教育で、キャリアとか勉強法とか教えるよりも、幸せについて、もっと皆で語り合えたら良いと思った。「君たちはどう生きるか」の本でも片手に。

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