「昨日よりも前に進んでいる」と確認できるものを持っておくこと


お互い、既に人生を悟っているような、一回り年上の友人と「感情表現を言語化できない人々は病むよね」という雑談時間。雑談、というより、日頃から人間の心理や物事の本質を追求することと、美味しい食事のことしか考えていない。

キンコンの西野さんが、鬱を潰す方法として「昨日よりも前に進んでいると確認できるものを持っておくこと」と言っていて、これは結構、私も無意識で毎日のジョギングの距離、noteの記事数やコメント数、ヨガでできなかったポーズができるようになった瞬間等、本当に「自分の小さな納得感」が積み重なっていくと、おもろい、というか「生きる」が楽になるのを実感している。「体を鍛えているというのは、心を整えているということ」というのは正にで、心が整うと、冷静な判断をする集中力が生まれたり、クリエイティブな作業が捗ったりすることを実感している。

本当に病んでる人々って、本人が気づかないまま鬱状態になっているし、「まさかあの人が」っていう「まさか」が無いほど、人間なら誰にでもあり得る。身近に、数名、周りから見たらめっちゃ元気で明るいと言われていた友人がいて、一度も弱音を聞いたことが無かったけれど、助けられた子と助けられなかった子がいる。悲しいというより、悔しいとしか言いようがない。

正直、今、自粛やstayhomeと言われて、もともと「引きこもり」だと言われた人々は、精神的に楽なんじゃないかな?とも思う。というか、なぜ、日本社会で「引きこもり」というとネガティブなイメージなんだろう?それぞれ自分が思う自分らしい生き方があって、みんなと同じように振る舞う必要もないし、家にいることがストレスだと感じる人々もいれば、外に出ることがストレスだと感じる人々もいるのに。

コロナの状況と似ていて、まさか自分が、じゃなくて全て自分事として考えて、悲観的に、超現実主義的に物事見ながらも、楽観的に対応していかないといけない。美味しいご飯を食べながら。

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