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ハノイからベトナム北部のサパへの行き方(バスと列車)

ハノイからサパへの行き方として、主に2パターンある。列車またはバスだ。列車もバスも、昼行か夜行のどちらかが選択できる。列車の場合は、ハノイ駅からラオカイ駅まで約8時間、ラオカイ駅からサパまでミニバンで約1時間の行程だ。サパには列車の駅が無いので、近くのラオカイ駅に必ず寄ることになる。バスの場合は、ハノイのノイバイ空港発かハノイ市内発があり、所要時間は約5時間半から6時間。

ハノイ~サパ間の交通手段:列車の場合

・オリエントエクスプレス
・キングエクスプレス
・ファンシーパンエクスプレス
・リビトランズエクスプレス
・レユニフィケーションエクスプレス
・ビクトリアエクスプレス
・サパリーエクスプレス
・チャパエクスプレス
・パンプキンエクスプレス

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Vietnam Railways Systemのサイト。驚いた。こんだけの旅行会社があるとは。パンプキンエクスプレスって、東京大阪間の夜行バスに、そんな名前あったような。ただ、これは列車の本数ではなく、列車自体はベトナム国鉄により運行されており、21時35分発か22時発の2本しかない。その列車に連結されている寝台車両が、複数の上記民間企業にて運営されているだけらしい。にも関わらず、ビクトリアエクスプレスだけが、飛びぬけて料金が高い。

1.ビクトリアエクスプレス:片道大人一名約10,000円(サービス料、消費税別)

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2.ベトナム鉄道(列車では一番安い):片道大人一名約2000円出発時刻は21時35分発→翌05時30分着または22時発→翌06時05分着
Chuyển tiếp ô tô từ ga Lào Cai đến SaPaは、ラオカイ駅からサパまでのミニバンの予約(片道大人一名約230円)も同時に可能らしい。

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↑ちなみに、この表記の19と20にカーソルを合わせると、385.000VND(約1800円)と表示が出た。下段と上段の違いかと思ったが、13と14は435.000VND(約2200円)で17と18は415.000VND(約2000円)だった。料金が需要変動型?よくわからない。

4列シートもあった。最前列と最後列は165.000VND(約800円)でその他は155.000VND(約750円)だった。いくら安くても8時間、4列シートって、過酷だな・・・。しかも夜行列車。

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次のページで、個人情報入力。合計金額に1000VNDの保険料金が足され、最終支払いへ。支払いはベトナムで発行された銀行カードのみ可能との表示。

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3.ファンシーパン・エクスプレス:片道大人一名約4400円

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Vietnam Railways Systemのサイトで予約可能。ベトナム鉄道のサイトのように、席順やキャビン、上下段は選択できない模様。

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ビクトリア・エクスプレスと変わらない。というか、ファンシーパン・エクスプレスのほうがビクトリアよりレトロ感が漂っていてよい。そして、以下のような口コミも踏まえて、今回はファンシーパン・エクスプレスにした。

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こちらも参考に。

最初は、ビクトリア・エクスプレスにだけ乗りたいと思っていたけど、ビクトリアホテルに宿泊するのと値段が変わらない(ビクトリア・エクスプレスのドミトリー4人部屋のベッド1台が約10000円、ビクトリアホテル1泊も約10000円)ので、交通手段を安くして、ビクトリアホテルに1泊しようかと検討中。

ラオカイ駅からサパまでのミニバン(2019年2月現在46.000VND/片道)

ハノイ~サパ間の交通手段:バスの場合

ハノイとサパ間を移動する際、バスであればハノイ市内からサパ市内まで連れて行ってくれる。これは、列車であれば、ラオカイ経由となる為、ミニバンに乗り換えなければならない為、バスが便利ではある。

12Go 
ハノイからサパ間の交通手段(バス、列車、バン、タクシー)は以下サイトで。ベトナム語、英語のほかに、タイ語、マレー語、スペイン語、フランス語、日本語などでも検索できるので便利。また、各会社のバスや列車の写真が見やすい。

今回、サパからハノイをバスにしようと思い、出発時間を検索していたら、サパを朝の7時~8時頃に出発する便が多いことに気づいた。そんな中、唯一昼13時30分に出発するサパ・エクスプレスを発見。評判も良かったので、こちらを予約。

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ちなみに、上記はサイト上に記載されていた文章。「定員オーバーに驚かないでください。空席がなくても、電車によってはチップを受け取って乗車させています。残念ながら、苦情は言うだけ無駄です。」さすが、ベトナム。

12Goのサイトに関しては、本当にインターフェイスが使いやすくて、予約までのプロセスがシンプル。最後に、クレジットカードで支払ったが、「追加してほしい支払方法はありますか?」というアンケートが表示された。常にカスタマーの需要をチェックして、実装し、顧客満足に繋げていっているのだろう。こういう点も好感度が高い。

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Baolau
フライト、列車、バス、フェリーなど、あらゆる交通手段の予約が可能。今回は使わなかったが、東南アジアを旅行する際に一度は利用することになりそう。

結局、往路はファンシーパンエクスプレス(列車)、復路はバスにした。後日談だが、この行程にしてよかったと思う。何より、どちらも体験できたことが一番だ。そして、復路をバスにしたことにより、帰りは昼まで街中探検がゆっくりでき、そのまま市内から出発できたのが良かった。あとはビクトリアエクスプレスの高い金払って行かなくて良かった…。

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列車でラオカイ駅に到着した場合、ラオカイ駅からはバスでサパまで。その道中はずっとこんな感じ。

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サパのビクトリアホテルからの眺め。また訪れたい場所。

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