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ベトナム・カマウ省で出会った人々との会話

ベトナムの最南端、カマウ省の街は、平和だ。歩いていて、しつこい客引きも無い。(ちなみに、カントーもいない。水上マーケットのフェリーが出航する場所で、「ひとりのおばちゃんがめっちゃ話しながら着いてくる」とは聞いたことがある)

カマウ市内にて
一度だけ「チャオ・ニーハオ」と、ベトナム語と中国語の造語挨拶(なのか?)で話してきたおっさんがいた。きっと、遠くから見てベトナム人に見えた人が、近くに寄ると中国人だと判断したおっさんの瞬時の挨拶だろう。

「どっちやねん!でも、可愛いやん!」

こういうときは、無理にベトナム語で返事せずに、関西弁で独り言。

平日の朝、カフェには思い思いの時間を過ごす人々が大勢集う。(特に男性が多い)フーティウには、ポーチドエッグや魚介類が大量に入っていた。とても暑い。でも、晴天で風が心地よい。

カントーブースにて
キエンザン省の観光局に勤める男性(28歳・大学院卒(ビジネスマネージメント))になぜ「マスター取ったのか?」と聞くと、「両親を喜ばせるため」だと。「大学院のマスターには2種類ある。1つは、勉強して卒論書いて(60ページ程)取るもの、もう1つは賄賂で取るもの」と言っていた。イギリスに渡った労働者の話を思い出した。「両親のため」「両親を喜ばせるため」が過剰に働くのだろうか?日本でも日本語能力試験を代理で受験して合格させる偽造があった。

カマウ市文化・スポーツ・観光局 に2年半ほど勤める女性。イギリスの大学院に留学。カマウ省への外国人観光客数は年間25000人。通常、ブース出展中は、商品の販売は行わない。ブースに出展しているものは、地元の人々や農家の人々のもので、紹介するものだ、と。

「どうやって、代理販売や紹介する商品を選定するのか?」

と聞くと、私の部署(観光局)ではないけれど、他の管理部が選定している。そもそも、商品はどこで購入できるのか?せっかくブースで購入したいと言っている人がいるのだから、販売しないのか?同僚も「パンフレットは、全部はあげられない。量が無いから」と言っていたが、めっちゃあるやん、と。配らないパンフレットって一体なんのためだw

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他の同僚が、私が、ベトナム語を勉強しているのを見て「マミ、私は、日本語が喋れるようになりたい」と言ってきたので、「目的は?」と聞くと「日本の会社に勤めたい」と。「なんで日本の会社に勤めたいの?」と聞くと「賃金が高いから」と。賃金が高いからという理由であれば、今少し話せる英語を強化してベトナムの外資系企業に勤めるほうが良いかもね。

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