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ベトナム映画16選 Trần Anh Hùng監督3大映画から、日越共同作品まで

数年前からのベトナム映画記録。

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きっかけは、ベトナム人の友人から、「マミ、この映画見たことある?気に入ると思うから、是非見てみてー」と言われて、ある1本の映画を紹介されたこと。 NHẮM MẮT THẤY MÙA HÈ(目を閉じれば夏が見える)(2018年5月公開)。Youtubeのリンクを共有してもらって、「あー!」っと思い出した。そう、まさに数年前、ベトナムに行く前に見ようと思っていたもの。

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あらすじ:自然豊かな「写真の町」北海道東川町を舞台に、幼少期に生き別れた父親を探してベトナムから東川町へやってきたベトナム人女性と日本人男性カメラマンとの切ない恋愛。

結局、この映画に関してはDVD未発売で見れていないものの、「そういえば」と、ずっと見たかったベトナム関連の映画を思い出したので、2020年最後に見たかった映画を全部見ることに!笑 AmazonやHuluでも見れる映画はあるけれど、結構ベトナム映画って限られている上に、だいたい400円~500円する+48時間レンタルで、TSUTAYAだと旧作で3泊4日100円なので、散歩がてらに久しぶりに訪問。(この数年で、ベトナム映画の配信環境は大きく変わり、今では多くの映画がAmazonやHuluでも観れるようになったと思う)

観た映画

・ラマン/愛人(仏越共同作品)
・ベトナムの怪しい彼女(韓国、中国、日本、越)(Em Là Bà Nội Của Anh)
★夏至 (Mùa Hè Chiều Thẳng Ðứng)
・クジラの島の忘れ物(日越国交45周年記念)
・草原に黄色い花を見つける (Tôi Thấy Hoa Vàng Trên Cỏ Xanh)
・サイゴンクチュール (Cô Ba Sài Gòn)
・第三夫人と髪飾り (Vợ Ba)
★青いパパイヤの香り(Mùi Ðu Ðủ Xanh)
・ハイフォン (Hải Phòng)

Trần Anh Hùng氏は、ベトナム出身、フランス パリ育ちの映画監督・脚本家で、夏至 (Mùa Hè Chiều Thẳng Ðứng)、青いパパイヤの香り(Mùi Ðu Ðủ Xanh)、シクロ (Xích lô)などのベトナムの有名映画に携わっている。(村上春樹の小説『ノルウェイの森』の映画化も行った)

ちなみに、どの日本語でも、「トラン・アン・ユン」監督として紹介されているけれど、Trần Anh Hùng の読み方は、チャン・アン・フン。全然別人やん!とつっこみながら。彼の名前だけではなく、新聞記事やニュースでも、よくベトナム人の名前の読み方は間違えられていて、全部訂正したくなる・・・。


『草原に黄色い花を見つける』は、ベトナムの人気作家 Nguyễn Nhật Ánh(グエン・ニャット・アイン)氏のベストセラー小説を映画化したもの。本国ベトナムでも大ヒットした郷愁あふれる初恋ストーリー。1980年代後半のベトナムの貧しい農村を舞台に、思春期の少年の淡い初恋の行方を、切なくも甘酸っぱい筆致でノスタルジックに描き出されている。

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これから観たい映画

・フェアリーオブキングダム (Tấm Cám: Chuyện Chưa Kể)
・ベトナムを懐う (Dạ Cổ Hoài Lang)
・モン族の少女 パオの物語 (Chuyện Của Pao) 
・ソン・ランの響き (Song Lang)
・パパと娘の7日間 (Hồn Papa Da Con Gái)
★シクロ (Xích lô)
・昨日からの少女 (The Girl from Yesterday)

『昨日の少女』は、ロマンチックコメディ映画。こちらも、作家であるNguyễn Nhật Ánh(グエン・ニャット・アン)氏が描いた同名の小説をベースにしている。映画は2017年7月21日にリリース。


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ベトナム映画は大きく分けると、戦争関連の映画か、色彩が豊かで口数は少ない Trần Anh Hùng氏の映画か、最近のポップでカラフルなベトナムの一面も取り入れた映画に分けられる気がする。どれも、ベトナムの歴史や文化背景、今を理解するには欠かせない。


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