見出し画像

ベトナム・アンザン省ロンスエンにあるオススメのカフェと街並み

「ロンスエン」という街の名前が好きだ。

ベトナム語でLong Xuyênと書くこの街はアンザン省の省都で、街中にはVincom PlazaやCoopmartといった大型ショッピングモールやスーパーもあり、それでいて落ち着いた街並みで道路も広いので開放的。カトリック教会や寺院も多く、カンボジアにも近いこの街は「多宗教・多民族」を感じさせる。ロンスエン在住の人に、Long Xuyênという名前には何か意味があるのか聞いたが、ただの名前らしい。

ロンスエン・・・あぁ、音の響きが良くて清々しい。

以前、カントーからチャウドックへ向かう際にこの街をバスで通ったことがあり、街の名前と車窓から見えた雰囲気に惹かれた。

新しい街では、いつもカフェを探す。今回は、時間が限られていたものの、どこかのカフェには寄りたいと思い、「ロンスエン カフェ」で検索してみた。

キャプチャ

・・・2軒!しかもこのFanny Ice CreamはVincom Plazaにあったけれど、メニューみてアイスクリーム1スクープがめっちゃ高かった(日本円で300円程)のと、店員さんが店内でスマホ見ていてめっちゃ暇そうだったので、結局行かず。(暇そう=行かない、というわけではないけれど、なんとなく)

そして、いつものGoogle Map検索「ロンスエン カフェ」。その中から、近くて食べ物もありそうなカフェを探していて見つけたのはMát Station。(MátはCool(かっこよい)という意味)

ロンスエン市の人民委員会やアンザン省のスポーツ文化観光局、アンザン省博物館からも近い場所にある。(というか、街がコンパクトなので全部近いw)

画像2

おお。さすが、Mát Station!Coolだ。入口近くのテーブルに座っていたスタッフの男性が、ドアを開けてくれて入店。

画像3

ワークショップでも使えそうなコンクリートブロックの開放的な空間。

画像4

ベトナムでカフェを周っていて思うのが、シェアオフィス並みの空間(デザイン、緑、コンセント、WiFi、ソファー席、テーブル席、半個室等)がある場所が多いこと。そういえば、東京のカフェを周っていたときは、席が空いていないこと、並ぶことが日常茶飯事だったなぁーとふと思い出した。こちらでは並ぶことはまずない。

画像5

ソファー席と、福岡のSHIROUZU COFFEE警固店を思い出した壁絵。

画像6

柱の下にはコンセントがあるので、こちらのテーブル席でもパソコン作業可能。

画像15

画像7

飲食メニューが豊富で、特に日本・韓国(風)料理が多くてビビンバ(風)とライチジュースを注文。ビビンバのこの海苔よ。そして、ざっくりのキャベツよ。人参も。でも味は意外と美味しかった。

ロンスエンには、カントーほどの近代的な(?)カフェは無いものの、探せばまだありそうな雰囲気。Mát Stationの店員さんは、最初から最後までとても感じが良い若い男性で、最後に一言「ベトナム語が上手ですね」と言って見送ってくれた。(あ、外人だとバレていたか、と少し悔しかったが、またロンスエンに来たときには訪れたい)

以下、ロンスエンで見つけた壁画や街並み。

画像8

画像9

レストラン。誰もいなくて、お店の奥にいた方に聞くと「15時からオープンだよ」と言われる。

画像10

Vincom Plaza内にあったカフェ。

画像11

アンザン省の文化スポーツ観光局。カントー市よりもでかい気が・・・!

画像12

アンザン省にある博物館。

画像13

ベトナムの公共機関は、通常朝7時半頃から11時頃まで開いており、その後昼休憩を挟み再び13時半頃から17時頃まで開いている。昼間はしっかり休んで、美味しいご飯を食べる時間!

画像14

開放的な道路。人々はクラクションを鳴らさないし、譲ってくれる。少しコンダオ島を思い出した。


創造の場所であるカフェ代のサポートを頂けると嬉しいです! 旅先で出会った料理、カフェ、空間、建築、熱帯植物を紹介していきます。 感性=知識×経験 மிக்க நன்றி