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India Times

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धन्यवाद!நன்றி!നന്ദി!インド哲学、南インドの言語、映画、文学、舞踊、芸術などの記録
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#日記

在住者による、インド・チェンナイ散歩180日の記録~ホテル24選編~

前回、チェンナイ散歩のまとめとして~Chennai Walker~を公開してから、ホテル編を公開するのにまた3か月ほど経ってしまった。 こんなことを言っていたら、アッという間に2023年も終わってしまうんだろうな~と思いながら、それでもなんとか『1か月に1度は気分転換にチェンナイ市内のホテル滞在』を勝手に継続。なかなか、一度住んで落ち着くと、ホテルに泊まろうと思えないもの。そこをあえて、いつまでも「旅人目線」を忘れずに、平日でも休日でも、安いときを目掛けていざ、市内ホテルの

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インド気まぐれ旅⑤:ハイテクと都市と大学のハイデラバード

この数か月でいつの間にか3回訪れることになった、インド有数のハイテク都市であるハイデラバード。チェンナイから飛行機で1時間15分。 自分の部屋にあるテラスで、森林と小鳥の声に癒されながら、そしてお気に入りの「Don't Waste My Time by Dayon」 を聴きながら、ときに飽きて、部屋の掃除を始めながらも、なんとか、書き続ける。 旅のはじまり一番最初に訪れたときは、仕事で、ホテルと訪問先の往復だったのでなかなかカフェ巡りができず、2回目はまた弾丸仕事旅、そし

在住者による、インド・チェンナイ散歩180日の記録~Chennai Walker~

日本で人気の観光雑誌やガイドブックに、「女子旅」の常連として出てくるタイのチェンマイやベトナムのホーチミン。オシャレなカフェ、エステやマッサージ、コスメ、お土産などの情報が目白押し。なかなか、この南インドにあるチェンナイはお目にかかることが無かったけれど、現地の人々や海外からの友人たちに連れられて、ときに自分が誘い街を散歩してみると、とても素敵な空間がひろがっていた。 いつの間にか滞在して180日(半年)が経っていたので(出張や移動、旅を除くと、このうち3分の1は不在だった

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インド気まぐれ旅④:寛容性と知性と緑のケララ州コチ、トリヴァンドラム

G20なのか、各種スポーツ大会なのか、この数ヶ月でどんどんセキュリティーが厳しくなっている各インド国内空港。ふと思い出したのは、東南アジアのLCCで多いのは搭乗ゲートの荷物の再計量。そして、インドの空港で多いのは搭乗ゲートの荷物の再セキュリティーチェック(重さよりも中身)だった。 今回の復路の便では、搭乗ゲートに入って、機内に行くまでにボディーチェックもあった。女性は、仮設されたカーテン越しの部屋に入って。皆、慣れない様子で、そのくせ列を整備する人々がいない為、「ここ並んで

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インド気まぐれ旅③:歴史散歩とガンディーとG20のアーメダバード

アーメダバード(Ahmedabad:Ahmedの町、という意味)。最初にこの都市の名前を聞いたとき、インドの地図をまず見た。グジャラート州か。チェンナイからフライトで2時間15分。ムンバイをも越える。 ・アーメダバード歴史都市 ・都市としての世界遺産登録はインド初 ・グジャラート州はガンディー生誕の場所 ・アーメダバードはインド独立運動の思想の街 ・現モディ首相の出身州でもある ・インド高速鉄道計画の最初のルート(ムンバイ~アーメダバード) どこの地域にも、物語と見どころ

「あなたの部下として、働くにはどうしたらいいですか?」と、インド人の学生に言われて答えたこと

仕事柄、南インドの学校(日本語学校、高校、大学、その他教育機関)に訪れることが多い。そのほとんどは、地方政府や教育機関の会長や学長など、どこかのお偉いさんたちが集まっての会合や、「日本語学校の開校」「日本の大学とのMoU締結」「キャリアフェア実施」等、学校の全体的な行事に関わる為だけれど、私が一番好きなのは、学生との質疑応答やディスカッションだ。 なぜかというと、私自身が、まず大学院を卒業したばかりだということ、そしてグローバル企業や日系企業、フリーランスでコミュニティマネ

インド気まぐれ旅①:教会とビーチとヤシの木のゴア

昨年、インドの北部リシケシュでヨガのTTC(Teachers' Training Course)を受けたときに、インド、アメリカ、ドイツの仲良くなった子たちと、「またみんながインドに戻って来る機会があったら、ゴアに集合ね」と言っていた場所。 あれから、約1年。まだ「再会」は果たせていないものの、せっかくインドにいるのだからみんなが行きたいと言っていたところに行ってみようと思い立ち、特に何も計画せずにとりあえず飛行機のチケットだけ購入。 東海岸とはまた異なる、西海岸にある「

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ボリウッド映画だけじゃない、インドを舞台にしたオススメ映画12選(英語・ヒンディー語・タミル語・マラヤーラム語)

インド映画と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。日本でも人気となった、実話を元にした『スラムドック・ミリオネア』や、逞しく生きるハートフルコメディ『3 idiots』を思い出す人も多いかもしれない。実際、私自身、インド映画=ボリウッド(Bollywood)映画みたいに思っていた。ボリウッド映画といえば、長時間(最低3時間半)、歌とダンス、そして上記2映画を思い出していたけれど、インド人の友人たち曰く、そうではないらしい。 ボリウッド映画とは、インドのムンバイで作られた