今日見た夢の内容 2022/06/08

 今日見た夢は今まで無かったタイプのものだったと思う。今まではアニメや映画を見ているような夢ばかりだったが、今回はゲームのようだった。とりわけ、ゲームのPVか体験版のような内容だった。

 世界観はこうだ。全体的な雰囲気と見た目は90年代のアメリカ。ただし細かな部分に近未来的なデティールがある。機械のディスプレイとか色味とかが現代か、少し未来チックな作りになっている。舞台はおそらくアメリカっぽいハイウェイ。だだっ広い平野にコンクリートロードが続いてる感じ。ここで始まる。
 おおよそ午後9時頃。メキシコ人らしき男性が白いスポーツカーの中で穏やかな電子音楽を聞きながらハイウェイをドライブしている。運転席の外から窓越しに男の横顔を映すカメラワーク(夢によるご都合主義で右ハンドル)は映画を思わせるカットだ。まつげや唇は明るい水色で、ゲームにあるような青いキラキラとしたエフェクトがまつげや唇から少量出ては後方へ消えていく(ここの描写は非常に言語化が難しい)。暗い車内でほんのり光るキラキラは男には見えていないようだ。カメラはシームレスに男の視線へと移っていく。レースゲームの一人称視点のよう。
 空いているでも混んでいるでもない夜のハイウェイはドライブにはもってこいだ。同乗者は誰もいない。男は一人でドライブを楽しんでいるらしい。ここからゲーム感がぐんと上がる。
 ハイウェイ(右側通行)の追い越し車線を走っていると、対向車が中央分離帯の切れ目からこちらの車線に進入してくる。それを避けながら、たまに掠りながらドライブを続ける。ドライバーは指名手配でもされているのか、度々パトカーに追われる。それを躱していなしてドライブを続ける。ゲームPV風でもあるのでたまにゲーム本編は無いような演出が入る感じがするときある。実際の夢の中の映像では演出は起こっていないのだが、夢全体を振り返ると演出が起こっている”感じ”がした。
 気がつくとトンネルに入っていた。わかりやすく言うとステージが変わった。いつまで続くかわからないトンネルは黄色いライトによってすべてがイエローに染まる。トンネルステージと言わんばかりの構造で、トンネルは分岐したり、曲がりくねっていたり、ヘアピンカーブがあったりもする。そしてなにより特徴的なのはヘアピンカーブの外側に3,4段ほどの客席があることだ。ドライバーがヘアピンカーブを曲がるたびに歓声が上がる。そこには一般人やセレブ、議員のお偉方のような人もいる。何度かヘアピンカーブを過ぎるとカーブの手前でアイテムを得る。近未来な矢のようなものだ。弓はない。投げて使うのだ(ゲーム的演出)。 カーブ前で出てくるというということはカーブで使う。観客たちに向かって投げると誰かしらに当てる。当てたからなんだというわけではなく、よくわからない要素なのだが、何度かやってるうちに鼻で笑う議員が苛立たしく思いドライバーは議員に矢を投げる。すると今まではなかったガラスのような壁がスッと現れて矢を防ぐ。明らかに仕組まれた仕様にドライバーは議員に矢を当てることに躍起になる。幾度かの試行錯誤の後、議員の頭に矢が当たる!すると議員の頭からは血が出ず、首からパカッと頭が外れ中からエイリアンが頭を出した。そこからドライバーはドライブを楽しみながら隠された要素を暴いていく!という演出を流して、……目が覚めた。

 今回の夢は一体何の反映なのかがわからない。確かにレースゲーにハマっていた時期はあったが、しばらくやっていなかったし、世界観は別に嫌いではないが最近そういった世界観を目にしたわけでもない。何の願望とかだとかはわからないが、よくSteamでストア探索をしているそういったどこかで見たことあるようなゲーム性のPV風な夢だったと受け取ることができる。映像はやはりとても綺麗だったのでPS5とかでできたらとても美しいのだろうなと思った。

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