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月明りのない夜を楽しみましょう~今年最初の新月~【プラ寝タリウム】

★「プラ寝タリウム」台本を記録しています。
★「プラ寝タリウム」は星空のお話で、皆さまを心地よい眠りへとお誘いし、心の疲れをホッと癒します。
★himalayaという音声配信プラットフォームで上映しております。
★noteの文字とともに、オルゴールの音+cocoaの声もお楽しみいただけましたら幸いです。
★台本の引用や朗読など大歓迎です!ただし、ご縁を大切にしたいので、ご利用の際にはnoteやTwitterなどから一言お声掛けいただけますと幸いです。
★あなたと今日もご一緒に「ホッ」とできますように。


明るい太陽が、西の地平へと眠りにつくと、空の色が魔法のように変化して、星々が輝きを放ち始めます。身体と心をぽかぽかにして、月明りのない夜を楽しみましょう!

まずは、月を探してみましょう!
…あれ?今夜は見当たらないなと思った皆さま、そうなんです。1月13日は2021年で最初の新月。月は日を追うごとに形が変わって見えますが、そのなかで、唯一月の姿が見えない日となります。

月は自分で光っているわけではないので、太陽の光がどこにあたるかで、地球から見える形が変わります。新月は、月がちょうど、太陽と地球の間にきたときのことを言います。つまり、太陽と同じ方向にあるので、地球にいる私たちは目にすることはできません。

今晩からしばらくは月明りの影響が小さな夜となります。
四季のなかで最も煌びやかな冬の星座たちを、よく見ることができるでしょう。
例えば、オリオン座やおおいぬ座、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座、こいぬ座は、一等星があるのでよく見えることでしょう。
一方で、普段は気付くことができなかった小さな星を見つけることもできるかもしれません。名前が分からなくても、美しいと思える星との出会いもあるでしょう。

ここで思い出したいことは、夜空の星はいつも変わらずに輝いているということです。月明りや街明かりの影響だけでなく、時には曇り空の日、雨や雪が降る日もあり、見えづらいこともあると思いますが、必ず星々は輝いています。

日常でも、忙しい毎日が続いていると、小さな幸せや楽しみが見えづらくなることもあると思いますが、たまに思い返してみては、笑顔を輝かせたいですね!

月も、1月21日の上弦の月、29日の満月に向けて、休むことなく、満ち欠けを繰り返していきます。
疲れたときは、そんな頑張っている月や、いつも変わらずに輝く星々を見上げて、ホッと一息つきましょう。当館へお越しくださった皆様が、今晩もゆったりとした気持ちでお休みできますように。

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