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愛子先生とりんごの木

私が愛子先生を知った経緯は先日ブログに書きましたが、1冊の本との出会いからでした。


そこからりんごの木というところで保育をされていることを知り、ネット検索🔎
りんごの木のホームページを見つけたのです。

ホームページはこちら↓

https://ringono-ki.org/kouenkai.html

PCの画面からでもりんごの木の子どもたちのイキイキした様子が伝わってきます。こんなところが近くにあったらいいのになぁ。
そんな風に思いながら、近所にある自由保育を主軸とする幼稚園を探して、長男そらの入園先を決めました。(妊娠中ということもあって通いやすいも大事でしたけど)

今となっては、「一斉保育」「自由保育」にこだわるなんて、なんと浅はかだったのだろう…と思います。自分も結婚前には幼稚園で子どもたちと関わってきたのに、そんなこともちゃんとわかっていなかったのです。いや、感覚的にはわかっていたけれど、それが自分の中に落ちていなかったのでしょうね。
本当にお恥ずかしい…

自由保育を謳っているからと言って決して子ども主体な保育が保障されているわけではないということを入園して気がついたのです。そらはそらのまんまでいることをその「自由保育」だと自信満々で言う幼稚園では入園して1週間で否定されました。大人の言うことが聞けないという理由でした。

それに対して、りんごの木ではどんなトラブルもどんな問題もなんだか面白がる雰囲気でした。
りんごの木だったらそらをどう見てくれるのだろう…そんな好奇心にも似た気持ちとこの先この子をどう育てていけばいいのかという不安な気持ちを長い長いメールにしてりんごの木の愛子先生に送ったのでした。

愛子先生との本当の出会いはそこからです。
そのまま幼稚園をやめ、りんごの木にも見学に行きました。たくさんたくさん話を聞いてもらい、愛子先生のお話を聞いているうちにそらと生きることの心配を拭い去り、この生活を楽しむ勇気と元気をもらえたのです。
その時のこともまた改めてお話しできたらと思いますが、それはまた今度。。。

ただ、愛子先生に出会えなかったら私はどうなっていただろうか…と今でも思います。
私の命の恩人というのは大袈裟ではなく、本当のことなのです。

愛子先生は子どもの世界に入り込んで楽しんでいらっしゃいます。愛子先生の語る子どものお話が私は大好きです💕
「つれづれあいこ」は子どもたちを取り巻く世界をありのままに書かれています。社会の心配なできこともそのままに。

ぜひ読んでください。


それに対して今、多くの大人は子どもたちを大人の社会に引き込んで、子どもたちをそこに適応させることが教育だと思っています。
それは子どもたちにとっても不幸なことだと思いますが、何より私たち大人が大切なものを置き去りにしている証拠じゃないかと私は思います。大人の方が不幸です。

「そらくんとたからくん」を見た人からよく、どうしたらそんなに穏やかにいられるの?と聞かれることがあります。
私はそんなできた人間ではないので、映像だけで私が穏やかだと思って欲しくないのですが😅でも、一つ言えることは、子どもたちがやることなすことが私にはないものばかりで面白くって、楽しくって。私が子どもたちのことを「いい子」か「悪い子」かでジャッジすることがあまりないということでしょうか。そらとたからの世界に触れる幸せを噛み締めながらこれまで毎日を過ごしてきた。ただそれだけでした。
だから勉強とかコミュニケーションとか他の人にできることができないことはあまり気になりませんでした。彼らの発信が面白すぎたから🤣
みんなと同じじゃないことがただただステキだと思っていただけでした。

多くの大人は子どもたちの行動や感情にまで評価したがります。それって、子どものことを思ってのつもりでも、いつの間にか自分の正義の押し付けとなり子ども自身が感じたり考えることに蓋をしてしまう行為になりかねないと私は思います。

愛子先生のように、子どもたちの世界にどっぷり浸かるって今の大人にはなかなかハードルが高いのかもしれません。でもそんな風に「子どものみかた」を知ってもらえたらきっと、私たち大人ももっとラクに、楽しく生きていける気がします。
大人が幸せじゃないと子どもたちも幸せには生きていせません。

子どもから学ぶ。

そんな視点を伝えたくて「愛子流子どものみかた」を企画しました。
先日、neiroメンバーと話をしていて「お母さんに来てほしいと思ってだけど、保育や教育を目指す学生さんにもいいね」という意見が出ました。
いえいえ、それだけじゃありません❗️昔子どもだった人たちも、これから大人になっていく子どもたちも誰でも参加してほしいと思っています。

なぜなら「子どもは社会の宝」だからです。

ぜひ会場にいらして「愛子流子どものみかた」を肌で感じてほしいと願っています。
お申し込みはこちらから↓


neiro Facebookページ

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