愛国教育は本当にタブーなのか?
いきなりこんなタイトルでアップすると、
「はま風は危険な思想の持ち主か・・」と感じた人もいるかもしれません。
多分9割の方はそう感じたでしょう。
そう感じた方は「愛国教育=軍国主義」と捉えたでしょう。
確かに、先の大戦ではこうした背景があったことは事実です。
しかし、それは愛国教育を通じて、戦争を肯定する国民を育てるという目的があったからです、
つまり、目的達成のための手段として愛国教育を行ったということです。
またお隣の中国では愛国教育の影響によって、深圳で悲しい事件が起きました。
こうして誤った手段が「愛国教育=悪」という図式を植え付けたのです。
しかし、国際関係が複雑化し、民族や宗教の対立。
経済摩擦や移民問題、政治への不関心、さらに国際社会における日本の国力低下を鑑みた時に、
日本人としての矜持をもつための愛国教育は必要だと考えます。
念を押しますが、私は軍国教育を推進する人間ではありません。
日本人には外国に負けない、精神面の素晴らしさ、国民性、歴史、文化、自然などがあり、その本質を理解することによって、日本人として生まれた自分に誇りをもち、同時にその日本人の矜持は国際社会において他の諸国にもいい意味で影響を与えるくらいの気概で国際社会に発信してほしいのです。
以外に知らない自国のこと・・・
さて、もしあなたが外国人に向けて日本の良さを伝えるとしたら、何を伝えますか。
相撲や柔道などの武道。
茶道や歌舞伎など古くから伝わる文化。
アニメ。
富士山など四季折々の自然。
その内容について調べると思います。
しかし、その背景まで調べると日本人の本質が見えてきます。
例えば相撲の歴史の始まりは「古事記」に記されています。
そして、古代朝廷内では相撲が執り行われました。
このことから古く、天皇家の宮廷中では「相撲」というものが行われ、
それが次第に国内に広がったことが伺いしれます。
本来であれば、もっと調べれば調べるほど、
背景がつながり、より日本らしい歴史や自然と関連付けすることができます。
(今回の執筆で、古事記、日本書紀の背景を知ることができましたが、正直もっと深堀りしたい!と感じました)
日本の文化や自然を学ぶことを通じて、
これは日本だけだな!
ということにたどり着きます。
残念ながら、そこまで探求する学校、教室は少ないと思います。
世界に誇る日本人の態度
さらに、世界にはない日本ならではの態度はでしょうか。
例えば、サッカーW杯などの国際試合では、
日本サポーターは試合後、スタンドのゴミ拾いをする姿。
寸分、いや寸秒も狂わない正確な電車の運転。
地震や台風などの被害が出れば「絆」と言って災害ボランティアをする。
他の国なら、災害が起きて支援物資が来たら強奪する輩が出ます。
しかし、日本人はまずはお年寄りや小さな子供を優先する。
もっと探せば、外国にはない日本人の素晴らしい態度はあります。
そうした矜持を「これが日本人だ!お前たちも見習え!!」
と声高に上げてもいいと思います。
しかし、そうしたことを誇らしくせず、
自分たちの心に留めてしまう・・
もったいないと思います。
日本人の矜持を伝えることが国際貢献!!
こうした素晴らしい日本人の矜持は、
島国で単一民族だからこそできたこと・・
というご指摘もあります。
多民族・・特に古来から騎馬民族に長年恐怖を感じ続けてきた、
中国やロシアの民族は
力で多民族を抑える・・というDNAが培ってきたことも事実かもしれません。
また、資本主義の中で、
金にものを言わせ、自分の利益しか考えない欧米の大企業があります。
しかし、日本には近江商人の「三方よし」の精神。
「売り手よし、買い手よし、世間よし」
があります。
欧米の企業に近江商人のようなマインドはあるのでしょうか。
甚だ疑問です。
国際社会が混迷な時代だからこそ、
日本人ならではの矜持は、これからの国際社会に必要です。
だからこそ、日本人の魂を学び、
魂の本質を知ることで、
それは絶対他の諸国のために、
引いていは、世界平和に必要です!!
その日本人の魂を学ぶために
愛国教育は必要だと提言します。
さらに余談ですが、
同じように地方再生のために、「愛郷教育」も必要です!!
本質を知ることで、
あなたが住んでいる地域、国は決してダメでないことを
知ってほしいです。
国際文化を学ぶことも大事です。
しかし、その前に日本の良さ、その本質を学ぶことを優先したうえで、
外国のことを学べば、より相手のことを理解することができると考えています。
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