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どう活かす?教科書&動画コンテンツ!

今年度、小学校の教科書が新しくなりました。

前から気付いてはいましたが、
今年度の教科書には動画などのQRコードがたくさん提示されています。


学習課題や、用語の説明、QRコードを読み込めば動画がその場で視聴できます。


また、教材会社などでは、購入すると付録として、動画やプリントなどがネットを介して入手できます。(数年前までCDROMでしたが・・)

私もつい最近まで起業家でしたので、
例えば、見込み客獲得のため、LINE公式アカウントにご登録いただくキャンペーンのために有料級の情報を無料で提供しました。

つまり、今は簡単に情報が手に入れられます。

なので、教科書に則って授業を進めていくことは可能です。
私が採用された30年前近くとは雲泥の差です。
ただ、情報に埋もれ、子どもたちが消化不良になる恐れがあります。

かつてのTeacher's Bridge時代、
授業づくりの型として「5つのフレームを加味した逆向き授業設計」を提案しました。

授業後の目指すべき児童生徒の姿を「ビジョン」。
「ビジョン」到達のために必要な素材としての「戦略」。
「ビジョン」達成のための学習方法を「戦術」とした時に、
十分教科書に添ってできるでしょう。


ここから、個の教師としてクオリティを上げるとしたならば、題材をどの視点から切り込む「切り口」。
指示や発問などの「深掘り」のセンスが問われます。

また、複線型の探究活動に取り組むのであれば、その子の課題に応じた情報コンテンツを教師が整理する必要があります。

楽する部分は楽をし、
授業力を上げる「切り口」、「深掘り」、情報リテラシーが今後求められるのでは・・と考えました。

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