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あなたは、子どもたちにどう好かれたいのか?!
この問いに対して、「好かれたいに決まっているじゃないか!」
と思われたいのは当然だと思います。
教師対子どもの関係でなくたって、
誰だって人から嫌われるより、好かれる方が良いと思うでしょう。
では、「子どもに好かれるとはどんな状態ですか?」と問われたら、
「面白い」、「明るい」ならば、
そうでない人はダメとなるでしょう。
そうでない人だって好かれています。
また、「子どもたちの目線に立っている」のは半分正解かもしれませんが、
では具体的にどんな状態で、どう目線に立つのですか?
と具体的にかみ砕く必要があります。
私は「子どもたちにどう思われたいのか」と問われたら、
自分として与えられるものが、どれだけ子どもたち個々に対して届けられたのか?
が、子供たちが私に対して「良かれ」と思ってくれる規準かと考えます。
今回、ある先生と「子どもたちから好かれるにはどうしたらいいのか」
というお悩みを聞いて自分なりに見つけた答えです。
あなたが影響を受けた教師は、あなたにブレないものを与えています!!
よく教員採用試験で、教師を目指した理由の質問に対して、
「中学校時代の恩師の影響を受けて教師を目指しました」
と答える方も少なくないかと思います。
では、あなたが影響を与えた先生は、
あなたに何を伝えたかったのでしょうか。
何を身に付けさせたかったのでしょうか。
その先生のお人柄から、どんなことをあなたに与えたかったのか。
これが明確だったからこそ、影響を与えてくれたと思います。
私は子どもたちから好かれたいとは思わない!!
そんな私も、若い頃は子どもたちに嫌われたくないと思いました。
しかし、その想いとは真逆に嫌われました。
今でも覚えているのは、教師1年目、ある女子児童から
「来年は絶対に×3に担任にならないで!!」と言われ凹みました。
しかし、この投稿の問いと答えを鑑みた時に、
「そりゃぁ、あの当時子どもたちに何も与えていないんだもの、しょうがないよなぁ」と今なら素直に受け止めます。
子どもたちに好かれたいから、子どもたちに迎合していては、必ず破綻します。
面白いだけだと、子どもたちからなめられて終わりです。
当然、子どもの想いを無視し、自分の価値観を押し付けても、子どもたちから不満が出ます。
あなたが子どもたちに、
あなただからできる思いを伝え、それが個々の子供にどれだけ響き、
成長へと促すのか。
その量であり、質が担保されてこそ、
あなたは子供たちから信頼されるのだと思います。
ちなみに、私は、
子どもたちから
〇どれだけ気付きを与えられるか
〇どれだけ勇気づけの言葉がけやサポート、評価ができるのか
そのうえで成長を顕在化させることができるか否かが、
子どもたちから信頼される規準だと考えています。
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