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自分の機嫌や幸せを、他人に託さない。

最近夫のアトピーが爆発しました。

元から割と重めのアトピーで、

抗アレルギー薬とステロイド(塗り薬)が手放せない生活を送っていたのですが、

薬を飲んでも塗っても効かない状態になり

しんどいと言って仕事を休んで寝ている日々が続きました。

いつも以上に肌が炎症を起こしているからか

私に肌を見せたがらず、

座っても歩いても肌が触れたり擦れたりして

痛い、不快と言っていました。

そんな状態だからこそ

楽しい話をしたり笑顔を見せたり

気をそらせてあげたいのに

私、全然だめなんです(;_;)

本人以上に深刻になってしまい

食べ物にも神経質になって

あれはダメ、これもダメ。

どうして炎症を起こしてるのにそんなに強く触るの?

どうしてそんな状態なのにお菓子なんて食べるの?

と責めてしまうんです。

本人が一番辛いって分かってるんです。

だけど、

「健康になってほしい、元気になってほしい」

という私のエゴが大きくなってしまうんです。

「健康になって欲しい」

の後には

「私のために」

って、付くんです。

心配させないで欲しい、安心させて欲しいって。

ボロボロ、真っ赤、ジュクジュクの彼をそのまま受け入れられないんです。

私自身、25歳で大人アトピーを発症し、

薬に頼らず自力で治した経験があるから余計に、

どんどん強い飲み薬、塗り薬へと疑問を持たずに進んでしまったことや、

症状が悪化してもコーラや揚げ物などを食べたがったり、

寝ているわけでもないのに思いっきり体を掻く姿を見ては

本当に治す気があるの…?

そんなんで治るわけないじゃん。

なるべくしてなってるよ…!

と彼を責めてしまうのです。

そうして

彼を余計に落ち込ませたり

言い合いになってしまうので、

彼のアトピーを悪化させてるのは

私なのかもしれない。

隣に私がいない方がいいんじゃないか。

そんな風に考えては落ち込む日々の中で、

なにかの映画で見聞きした

嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、
雨の中でも踊れることが重要だ。

という言葉が頭に浮かびました。

きっと、問題は夫のアトピーではないんです。

夫がわたしの思い通りにならないと

笑顔でいられないなんておかしい。

夫が健康じゃなくても、

私はちゃんと自分で幸せにならないといけない。

自分の幸・不幸が

自分以外の誰かや何かで決まるのは不健全なことです。

だからきっと、不健康だったのは私の方なんです。

私が自分の足でちゃんと立って、

自分の手で自分を支えて満たして。

そしたら夫にもっと優しくなれる気がする。

だから、ごめんね。

どうか隣で待っててね。

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